VAIOハザード
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注意・が付いているパーツは、パーツメーカーがその機種では動作しないとしているものです。
よって私個人・PCメーカー・パーツメーカー共に動作の保証は致しません。
デスクトップPC
PCV−S500TV7
CPU Pentium2 266MHZ → cereron 733MHZ PK−P2A733
メモリ 64M → 512M VA−V100−256M×2枚
HDD 4.1G → 80G UHDI-80GH
VRAM 2M → 32M GAMX4/PCI(GeForce2MX400 32M SDRAM)
内臓ドライブ 4倍速CD−ROM → DVD&CD-R/RWコンボドライブ CRWD-AB12J
FDD
OS WINDOWS95プリインストール → WINDOWS98 SONY製アップグレートCD → WINDOWS98SE Microsof製アップグレートCD
CRT 付属17インチトリニトロン → シャープ製16インチ液晶 LLT1620B → アップスキャンコンバーター追加 VGA-UPスキャンデミロ
スピーカー CRT内臓ステレオスピーカー&サブウーファー → SONY製MDコンポにステレオ接続 CMT-PX5LTD → 専用サブウーハー追加 SA−305
キーボード 純正PS2キーボード → Logcool製PS2キーボード IK−26
マウス 純正PS2マウス → Logcool製PS2接続ワイヤレスマウス CM-74UPi

デジタルカメラ LUMIX DMC-F1 BK
USB接続MO MOA-AX640/USB
SDカード用USBリーダーライター BN-SDCAP3
ISDNルーター RTA52i +Lan-Egg 
プリンタ PIXUS850i
スキャナ CSN656U
ゲームコントローラーボード IF-SEGA/ISA



ノートPC
PCG−C1XG
CPU Pentium2 400MHZ
メモリ 64M → 198M 
HDD 4.1G 
VRAM 4M
バッテリー 1本 → 2本 PCGA−BP51AL
OS WINDOWS98SEプリインストール
 
純正USBマウス PCGA-UMS1
SDカード用PCカードアダプター BN-SDAAP3
純正USB−FDD PCGA-UFD5
パイオニア製PCカード接続DVD−ROM PCP-PR800D


PCV−S500TV7
CPU
 我がPCの頭脳は当時最先端のPentium2を搭載していました。しかし今となってはSSE命令も使えない代物であります。形状はslot1なのでP3やセレロンを差せますし、ゲタ(ドーターカード)を使えばsoket7のCPUも差せるのですが、何せマザーボードが440EXでPC66なものですからP3は全く動かせません。ゲタの中には周波数を無理矢理変えてしまうものもありますが、それを使うのはさすがに怖い…何よりも電源が130Wしかありませんしね…付けかえるとしたら、最後のPC66、セレロン733になるわけです。
 さて、そのセレロン733ですが、I-OデータからCPUアクセラレーターとしてPK−P2A733と言う物が出ています。CPU・ゲタ・ファンの一体型でlot1のマザーボードに差せるセレロン733のものです。非常に魅力的ですが、我がPCV−S500は動作対象外…しかし同じslot1なんだから動くだろう! しかし定価3万円ではさすがに冒険できません…そうこうした2001年の暮れ、秋葉のソフマップで一万円で叩き売られているとの情報を耳にした私は秋葉へGO! 最後の1個、9800円…突っ込みました(笑)
 取り付けはいたって簡単、横のカバーを外したら、電源のネジを3つ外して外します。ケーブルはつけたままでもPentium2はまるでスーファミのカセットの如く取り外せます。そしてPK−P2A733を差すだけです。ファンの電源はゲタから供給されるので後は蓋を閉めれば完了です。はっきり言ってメモリ増設より遥かに簡単…PCIスロットよりも簡単かもしれません。そして早速電源を入れると…見事に起動しました。起動だけでも遥かに早い。ベンチマークでも昔の約3倍になりました。実クロックの差と同じだけ早くなっています。二次キャッシュが実質半分になっているので(P2は512K、セレロン733は128Kだがアクセスが倍の速さ)重いプログラムだと3倍とまではいかないでしょうが、例えばウルティマオンラインは歩く速さが倍ぐらいに感じました。
 しかし、全く問題が無いわけではありません。BIOSの起動が遅くなります。SONYのロゴの時の下のメーターが半分ぐらいのところで必ず一度止まります。恐らく「何だこのCPUは!?」と考え込んでいるものと思われます。しばらくしてメーターが動き出し、BIOSの起動が終わるとそこからは高速に起動します。時折BIOSチェックの後、そのまま電源が落ち、再起動するとセーフモードに入るように指示してくることがあります。そうは言ってもお前がCPU認識できないだけだろ!ということで無視して通常通り起動してしまっています。
 オペレーションにしてもアプリケーションにしてもかなり早くなった我がバイオですが、一つだけ不具合が発生しています。それはフォトショップエレメントが動かなくなったことです。何度やっても設定の読み込みの時にフリーズしてしまいます。再インストールしたりしても同様で、半ばあきらめ顔でAdobeのHPを覗くと…「一部のP3搭載機でマザーボードの電圧が足りず動かないことがあります」との記述が!? それによるとP3発売当時、高速で大量のデータをやり取りするイラストレーターやフォトショップがCPUの電圧供給が足りずに止まってしまうという問題が発生していたそうです。対処方法としてはあるフォルダを削除すると起動するが、パフォーマンスが著しく低下するので根本的な解決にはならない。という一文でそのトピックは終わっています。そしてそのフォルダを取り敢えずデスクトップに移動して起動してみると…見事に起動しました。そしてそのフォルダを覗いてみると…どうやらMMX命令やSSED命令に最適化するためのプログラムが入っているようです。同クロックならAMDのアスロンより遅いインテル系のCPUがそれでも売れるのはこの命令系統(短縮番号みたいなものです)を持っているからで、それを使うようにプログラミングされているソフトウェアでは同クロックの他のCPUより遥かに早くなるわけです。そしてAdobeのソフトはインテルの命令系統にいつも準拠して作られています。
 要するに、今回の改造で、セレロンがMMXとSSEをフルに使ってガリガリ動くと、元のマザーボードでは電圧が足りなくてCPUが止まってしまうということです。元のP2でもMMX命令は使えていたわけですから、ただの733のCPUでエレメントは動かしていると言えます。よって実クロック3倍ながらエレメント使用時のスピードは多少速いかなあと言う程度です。CPU交換の目的がUOとエレメントのスピードアップだった私にとってはその片方がパフォーマンスを発揮しないという不測の事態となってしまいました。よってAdobeのイラストレーターも恐らく起動しないでしょう(私は恐らく使いませんが…)。その他にも、重たいプログラムでは起動しないと言うことも今後考えられると思います。
追記
WINDOWSをマイクロソフトのアップグレードキット(1500円)で98SEにしてみたところ、起動が非常に安定しました。システムのプロパティで、それまでペンティアムプロとか出ていたのがMMX命令準拠のCPUとかいうわけのわからない記述に変わっています。恐らく、SEにセレロンのデータだけは入っていたと言うことだと思います。
メモリ
 体の血がI-Oで出来ていると友人に言われるぐらいI−Oデータマニアの私ですが、メモリはメルコを使っています。というのもI−OではPC66のメモリで192Mまでしか動作保証が無いのに対し、メルコはPC100の256M×2枚で512まで保証しているからです。早速2枚買い求めました。増設は恐らく一番大変でしょう。横カバーを外しただけではメモリはつけられません。メモリの頭の上にFDDユニットがあるため、これをずらさない事には、外すことは指を突っ込めば何とか出来ますが、取りつけに関しては不能です。空きスロットの方に1枚差すだけなら、その状態で電源ユニットとCPUを外せば何とか出来ます。但し、純正メモリを取りかえるにはFDDをずらさないと駄目です。裏カバーを外したら前を外します。前はネジではなくスライドすれば外れますが、この時CD-ROMカバーがバキッと外れます。下手をすると割れます(笑)。よって先にCDトレイを電源を入れた状態で前に出し、マイナスドライバーなどで蓋だけ外しておくことをお勧めします。次にその状態からFDDの前側のネジを2本外して、メモリの上からいなくなるぐらいまで引っ張り出します。一応、この状態でメモリは差せますが、CDドライブがメモリの端に密着していてメモリの端を持ちにくいので増設はかなり難航するでしょう。
 そして無事2枚差した私ですが何と起動しません。BIOSさえ立ち上がらないのです。ちなみに1枚抜いて256だと問題無く動作。すかさずメルコに電話すると逆にして試してくれと不可解なことを言われ、渋々2枚とも抜いて逆のスロットに差してみると…動きやがった。謎です。
 ベンチマークは256の時より微弱という感じ。95系のOSは256Mで止まるという話はまさに本当であります。システム的には256M以上にしても余り意味無しというところですか。まあ、UOとかメモリをたくさん使うアプリケーションの場合は512Mにすると違ってくると思いますが、256MでPCを使ってないのでよくわからなかったりします。まあ、64Mと比べると何もかも全てが早いですが。
HDD
 元々4GしかないHDD。今時のゲームは1Gとか平気で使うので余りインストールしていなかったのですが、とうとう破壊されて動かなくなる寸前まで行ったので半分泣く泣く買いました。80G…20倍ですか。ATA100ですが私のPCはATA30までしか対応していなかったり。I−Oの純正品なのでユーティリティが入っていて1発コピー!のはずだったのですがエラー。やっぱり動作保証×だからなあ…そんなわけでユーティリティでHDDをWIN上からフォーマット。BIOS的に8Gずつしか認識しないと思われるので8×10個に分けました。そして手動コピー! 無事成功しましたが、リカバリーCDは当然使えなくなりました。
 何よりも音が静かなのにびっくり。ほとんど稼動音がしなくなりました。やっぱいいHDDは違うねえ。読み込みも速いので起動が恐ろしく早くなりましたよ。
DVD・CD-R/RWドライブ
 元のCD−ROMドライブを引っこ抜き、I−Oのドライブを差し込み、ケーブルを繋げる。ただそれだけで動きます。ただ、I-O製のこのドライブ、ドライバーが入っていません。よってWIN95だと多分DVDは使えません。だから私のPCは動作保証×になっているのだと思いますが、既に98SEでDVDもOSサポートしているので問題無く使用できています。
 しかし、起動以外のことで大問題が…トレイが前面カバーに引っかかるのです。よって前ブタを取りつけることが出来ません。骸骨状態のそのまま使うのが嫌な人は、鑢でカバーを削るしかありません。私も働いている店のプラモ売り場で棒鑢200円を社割160円で購入し、少し削っては試し、少し削っては試し、という感じで2時間ほどかけて完成させました。しかししかし、さらにそこで大問題が…。前面カバーのボタンを押してもトレイが出てこない。よく見てみると、前面カバーのボタンの裏にある棒が、CDのボタンまで届いていないことが判明したのです。いろいろ熟慮した結果、ボタンの棒にシャープペンの蓋をかぶせることで解決したのであります。たまに空かない時があるので、そう言う時は少し本体を振ってシャープペンの蓋の位置を修正すると開くのであります。
VRAM
 私のPCにはAGPスロットが無いのです。ちゃんと本体を買うとき、AGPスロットがあるのを買おう…と言うことでカタログを見て、このPCを買ったわけですが、1年ぐらいしてグラフィックボードを交換しようと蓋を空けたところ…なんと、どこにもグラフィックボードが無い。これはどういうことだと調べまわった結果、AGPのグラフィックチップがマザーボードに内蔵されているだけで、グラフィックボードがあるわけではない、と言うことが判明したのです。正直落ちこんで寝込みました。35万もして自分で買ったのに、たった1年でゲームマシンとしての寿命が終わったのですから…そういうわけで長きに渡って、私のマシンはインターネット専用マシンと貸したのです。35万のインターネット専用マシンって…しかし、UOとの出会いでゲーム機としても再び稼動したのですが、そのUOも3D化してしまいました。本当は買い換えようとしたのですが、お気に入りのIF-SEGAがXPで使えないことが判明したので、急遽このヘボVAIOをWIN98マシンとして永久保存することにし、グラフィックボードも交換することにしました。
 その方法とは、PCI接続のグラフィックボードを付けることです。正直、同じチップでもAGPの物と比べるとパフォーマンスはかなり落ちますし、その上値段も倍ぐらいになってしまうのですが、もはや私のPCにはこれしか道は残されていません…というわけで、相も変わらずI-Oの製品でございます。チップはGeForce2MX400のSDRAM32Mです。接続・起動自体はかなり順調に済みました。ところが、肝心のUO・3Dを起動すると…ブラックアウト。全く動きもしません。その他のUOよりも性能を求める3Dゲームが動くのにUOが動かないのであります。なんじゃそりゃ、という感じですかね。
 ちなみにWINDOESがどうしようもないぐらい不安定になっています(笑) 三日にいっぺんぐらいの割合で起動しません。その度にセーフモードで調整するのですが、1ヶ月で2回もドライバーを入れ直したりしています…。
追記
液晶を買いまして(液晶に関しては周辺機器のページを御覧ください)、デュアルに挑戦したのですが…設定をして適用を押したら…デュアル設定の項目が消えました。マジでびっくり。泣く泣くリカバリーしました(6時間)…。ちなみにその後は使えるようになりましたが、UOとICQがデュアルに非対応だったのでやめてしまいました。

PCG−C1XG
メモリ
 ノートなのでなかなか増設は難しいのですが、ソニーのC1の場合は裏の蓋を開けるとメモリが差し込めます。静電気さえ気を付ければ何の問題もありません。まあ、メーカー修理に出す時は外してもと思いますが。ちなみにI−Oのメモリは6層構造なので多少性能はいいのですが、C1に差すと元の蓋は閉まらなくなるので、メモリの方に同梱されている蓋を使うことになります。少しポコッとなりますが、それほど出っ張るわけではないので問題ないでしょう。ちなみに4層構成のメルコ製品だとぴったし納まるそうです。

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