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7.VALUESTAR G TX 『設置編』
2003.7.16
初期不良かよ!
 さて、今回は前回の続きになります。注文して10日程で届いた水冷PC。しかし初期不良でさらに1週間待ちに。電源がブツブツ落ちて再起動するのですよ。買ってすぐにAGPを取り換えたのでそれのせいかと思っていたのですが、四日目に全て取り外した状態でもブツブツ落ちるため、メーカーに電話したらノーチェックで初期不良交換。さすがNEC、だから赤字になるんだ…。
 そんなわけで新たに送られてきた新品さんは、いきなりMOで電源落ちたりして焦りましたが、その後DVD-RAMやプリンタは問題無く動作するので(驚くなかれ。プリンタで印刷しているだけで前の機種は勝手にリブートしたのである)MOはDVD-RAMに置き換えたし問題無し。
 …とはいかないのである。2万5千円で買ったATI RADEON 9600PROが動かないのである。取り付けてPC自体は起動するのですが、FFベンチやゆめりあベンチなど、3Dグラフィックの物を起動すると少し動いた後フリーズ。ちなみにAGPの動作速度を8倍から4倍に落とすと問題無く動作するため、どうやら電源不足な感じ。250Wとメーカー製としては多めなものの、高速AGPを取りつける場合は350W〜400Wは欲しいところですかね。メーカー保証終わったら交換してみようかと思いますが。ただ、少し分解してみた感じでは電源が取れなさそう…。ちなみに光ドライブは取り外し可。HDDの増設・換装も可能です。ただシリアルATAの端子が見当たらないのですが…付いていないのか、私が見落としているだけなのかは不明です。
 なお、遅いAGPに変えることも考えましたが、RADEONさんは4倍速でもFFベンチで5400前後という恐ろしい数字を叩き出しているので無理に交換しなくてもいいかという感じになっています。
電源が付いているのに気付かずに…。
 さて、水冷と言うことでとっても静かです。いや、静かなのではなくて無音です。オンボードAGPの時は本当に無音でした。HDDのシーク音もほとんどしません。HDD増設したら音が増えそうで怖いなあとか思ったりします。ただ、音がしないので時折フリーズしてるのか?と勘繰ってしまう事があるのですが、そのぐらい静かなのです。AGPを増設した今はATIの小さなファンの音がしますけれど、テレビを付けていれば聞こえない音。前のPCは普通のテレビの音では稼動音聞こえてましたからねえ。それでも今のPCよりは静かなのですから、この水冷PCの凄さには驚きます。
 その最も足ることが起きまして、実は電源が入っているのに気付かずに寝てしまいました。ネタではなくてマジでです。疲れ切って寝落ちしたとかでもありません。PCをやった後、ゲームをやってから寝たのです。そして朝起きて、家に帰ってきて…すると微かな振動音が。耳を済まさなければ聞こえない音です。クーラーを付けた途端に聞こえなくなります。なんだろうと思って部屋を見まわすと、PCの主電源ランプが点灯していました…。理由は不明ですがモニタの電源だけ切れていたのです。前のPCでは電源を付けたまま寝るなんてことは不可能でした。そんなわけで翌日は三時間ほどかかるエンコードを開始してからモニタの電源を消して眠りにつきました。八畳の部屋の短い辺の左側にPCがあり、ベットは長い辺にそって置かれているのが私の部屋ですが、頭はPCの方に向けてあります。しかし、音が全く聞こえてきません。正直もう、音のうるさいPCには戻れませんね。
パワーには大満足
 こうしてPentium4ライフを満喫する私。いやいや起動が早い(笑) 電源を入れたら10秒ぐらいで使えるようになっていて最初ビビりました。昔は五分ぐらい待ってましたからね。しかもデスクトップ画面が出たらその瞬間に使える。なんかオッサンみたいなことをいっていますがやはりいいものです。
 そしてフォトショップの動作が速い。昔は1分ぐらい待ったプレビューが一瞬で。そして印刷命令をした後はデータをプリンタに送る間1分間ぐらいは何も操作できませんでしたが、今は印刷命令をした直後に次の写真のレタッチに移れます。DVD作成も始めました。
 
 ちなみに元々バンドルソフトがほとんど入っていないモデルで始めたのですが、それでも僅かに入っていたソフトもほぼ全消し。そんなわけでDVD作成などは私が新たに買ったツール等のレビューの時にご紹介致します。

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