帰ってきたGM日記INパワプロ9
慟哭の横浜編
・これはパワプロ9のペナントモードのプレイ結果を元に中村嵐が脚色したものです。GMと秘書はゲーム中には登場しません。
・トレードは、実際にコンピューターとの間で成立したものです。御参考にどうぞ。但し、プレイ状況によっては成立しない場合もありますので御了承ください。 
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開幕ロースター決定
秘書「ああ、せっかく横浜ベイスターズに就職出来たというのに、小宮山はいなくなって先発はボロボロだわ、谷繁はいなくなってキャッチャーがいないし、ホームランバッターもいないし…その上外国人は投手も野手もカスカスで、補強らしい補強といえばロッテをクビになった石井浩だけだなんて…ああ、どうすれば…」
??「何をそんなにあわてふためいているのだ?」
秘書「だって、もう開幕だというのに、この先の展望が…って、ああ、あなたは私の元上司じゃないですか!?」
元GM「いやはや、ひさしぶりだのう。かれこれ一年半振りぐらいか」
秘書「阪神で和田と今岡をトレードに出したためにクビになった後、どうされてたんですか?」
元GM「まあ、NBAやらサッカーやらいろんなところでちょこまかやっていたのだが、ゲームキューブでパワプロが発売されたというので、こうして舞い戻ってきたのだよ」
秘書「…ちなみに、今年の横浜はどう思います?」
元GM「ズダボロだな。なんというか、もうどうしようもないというか」
秘書「そうはっきり言われても…だからと言ってどうしたらいいかもわかりませんですし…」
元GM「そんなもん、トレードに決まっているだろう。三浦も鈴木尚も出してしまえっ!!」
秘書「そ、そんな無茶苦茶な…」
元GM「俺に言わせれば、石井琢以外は全員トレード要員だ。最下位のチームなんだから有無は言わさず、改革を断行しなければ!」
秘書「もし、GMをお願いしたらやってくれるんですか? 横浜ベイスターズですけど…」
元GM「今更巨人なんかをいじったところで、何の面白さがあるというのか? 弱いチームを強くしてこそのGM稼業だ」
秘書「…わかりました。力を貸してくださいぃぃ!」
 
GM「さて、改めて見てみるが…無茶苦茶な陣容だな…」
秘書「そうはっきり言わないでください…」
GM「まともな先発は三浦だけか…昨年不調の川村と、怪我の福盛は能力ダウンしてはいるがまあまあだな。それに2勝しか出来なかったのに何故か残留したバワーズも悪くはないな。…でも他に先発がいねえのか。というかスタミナC以上なのが三人だけかよ? 川村はDだし、山田と谷口と吉見は先発としては使えんな…」
秘書「全体的にスタミナが少ないですよね。先発がいないわけではないのですが…」
GM「仕方ない。取り敢えずこの四人が基本だな。新外国人のターマンと新人の稲峰はスタミナがDだが球がイマイチだな。稲峰はゲームでは使えそうな持ち方をしているが…この二人は谷間兼中継ぎだな。これで6人。抑えは斎藤隆で、右のリリーフが木塚と中野渡、左が森中と竹下と吉見か。中継ぎはいいな。…木塚、先発にしちゃうか?」
秘書「ま、またそういう無茶苦茶な…でも今回のパワプロからは成長がオートなので、スタミナだけ狙ってあげるのって無理なんですよ」
GM「仕方ないな。変化球が元巨人の斎藤雅と同じだからかなり行けると思うのだが」
秘書「続いて野手です」
GM「…セカンドがいないな。小川や種田では守備がきつすぎる。正直三塁手だよな。打撃が弱くても、万永セカンドで行くしかないじゃん…石井義もこのゲームではセカンドとして使えんな。外野も守備が低い…佐伯もメイン守備が一塁手になってしまったので、もはや外野では使えんな…」
秘書「ちなみに今回は投手・打撃・守備コーチを選べます。それぞれ選手の成長の度合が変わるほか、特殊能力を覚えさせることが出来ます」
GM「打撃は当然流し打ちだ。振り遅れた反対方向への打球の勢いが衰えないから、詰まった当たりではなくてヒットになる。人間が使うのなら断然流し打ちだよ。豊田が覚えさせられるな。守備は送球○を持っている高田にして、投手は今回のコーチにはいい特殊能力がないから、一番成長の度合いが良くて一軍中心の松沼雅にしよう」
GM「…コーチもいきなり全員解任ですか…」
 
陣容
先発 三浦・福盛・川村・バワーズ・稲嶺
谷間兼中継ぎ ターマン
抑え 斎藤隆
右リリーフ 木塚・中野渡
左リリーフ 森中・竹下・吉見
1番ショート石井琢・2番セカンド万永・3番ライト鈴木・4番ファースト佐伯・5番サード小川・6番センター金城・7番レフト・ロドリゲス・8番キャッチャー相川
右代打 石井浩・中根(左投手用ライト)・グラン・種田・多村
左代打 古木・井上(代走)
控え捕手 中村

秘書「左の中継ぎ三枚と言うのが、いかにもGMらしいです。本当に万永セカンドなんですね…古木、井上が左の代打ですか…」
GM「他にいねえからな。左の代打も補強しないとな。まあ、そんなのはずっと先の話だが」
秘書「で、今回はこちらからトレードを申し込めますがどうしましょう?」
GM「足りないところばかりだからなあ…」
秘書「…申し訳ないです」
GM「先発もスタミナCクラスが2枚ぐらいは欲しいよな。中継ぎはすぐにはいじらなくてもいいが、左は一枚欲しいな。欲を言えば右もだが。野手は取り敢えず捕手とセカンドか。外野も両翼の守備がめちゃくちゃだしなあ・・・守備固めしても大して変わらんし。野手陣はかなり大規模にやらなくてはな。まずはセカンド・捕手。そして3番4番だ。鈴木は昨年の成績を反映した今回の能力では正直6番候補だよな…。その次に先発と左の中継ぎ、最終的に左の代打と内外野の守備が上手い選手が欲しいのう」
秘書「なんか凄い要求ですが…それではどうしましょうか?」
GM「…日ハムの野口は、実松がいるから多分いらないんだよなあ?」
秘書「そうですね。条件次第では出すでしょうね」
GM「そうだな。日ハムには良いセカンドの奈良原もいるし、野口・奈良原辺りを狙ってみるか?」
秘書「奈良原、好きですねえ…やきゅつくの時もずっと使ってましたよね、確か…」
GM「ベテランだがいいセカンドだ。ショートも守れるから石井琢が故障した際にも使える。守備と盗塁がトップクラスで、セカンドとショートが守れるなんて、凄い選手ではないか。要するに打力のない松井稼頭央だからな」
秘書「今回のパワプロはベテランは価値が低くて、逆に若手はガンガン能力が上がるので相当高価です。奈良原は現在の能力が高いとは言え、34歳と1.2年で衰えるので、うちだったら内川とか能力ボコボコですけど20歳なので価値はほぼ等価ですね。内川はこのゲームでは3年経つと奈良原と同じぐらいの能力になりますので…緊急トレードならそういう若手でベテランを取るトレードもありですね。今回のパワプロでは、基本的に同じ年齢同士の時だけ、能力差で吟味しますが、年齢が5も下なら能力が1クラス低くても等価になりますからね」
GM「まあ、思うことも色々あるので取り敢えず申し込んでみるよ」
秘書「コンピューターチームから返事が来るのは5日から10日かるのでしばらくお待ちください」


3/30
秘書「今日から広島2連戦、開幕戦は三浦が佐々岡に投げ勝ち、見事な勝利です。しかし、2戦目は福盛が打ち込まれ、打線も高橋を打ち崩せず1勝1敗の五分でスタートです」
GM「うちもあのぐらい強い打線が欲しいのう…」
4/2
秘書「今日から阪神3連戦ですが…福盛、バワーズとKOされ、さらに三浦までもが打ち崩され、よもやの3タテで最下位転落です…打線も阪神外国陣トリオ(ムーア・カーライル・ハンセル)を打ち崩せませんでした…」
GM「くそぉ、パワプロでは外国陣枠がないのをいいことに…これで抑えがバルデスで、打線にアリアスとホワイトがいるなんて酷過ぎるじゃないか」
4/4
秘書「GM! 日ハムとトレードが成立しました! けど、なんですか、この内容は…」
GM「なんかおかしいか?…??別に私の要求通りではないか?」
秘書「だって、小笠原が入ってるじゃないですか!?」
GM「だって3番のパワーヒッターが欲しかったし」
秘書「しかもうちが逆指名で取った川村を放出してるし…」
小笠原・奈良原・野口 ←→ 川村・佐伯・竹下
秘書「…投手陣が信条のGMが、先発の川村と左の中継ぎエースの竹下を出して野手を取るというのもなんか凄いですね」
GM「西武を見ろ。マルティネスを解雇してから全く勝てなくなった。まずは打線ありきだ。最低限の打線があって、そこで初めて投手陣が生きるのだ。まずは3点取れる打線を作らなくては。幸い、リーグ屈指の一番バッターがいるのだから、3番4番さえ作れれば点は取れる。そうしたら下位打線を強化するよりは投手陣、という話になるのだ。川村も竹下も必要な人材だが、今はそれより打線を再構築しなくては。ローズ・駒田の後釜を作らなければ…」
陣容
先発 三浦・福盛・バワーズ・稲嶺 
谷間兼中継ぎ ターマン・山田
抑え 斎藤隆
右リリーフ 木塚・中野渡・谷口
左リリーフ 森中・吉見
1番ショート石井琢・2番セカンド奈良原・3番ファースト小笠原・4番ライト鈴木・5番サード小川・6番センター金城・7番レフト・ロドリゲス・8番キャッチャー野口
右代打 石井浩・中根(左投手用ライト)・グラン
左代打 古木・井上(代走)
控え内野手 万永(ニ三)・種田(ニ三外)
控え捕手 相川

GM「中村と多村を二軍に落として、足りない投手は…中継ぎは左はいないから谷口を昇格、先発はスタミナDだから山田を取り敢えず昇格するか。これでセカンド、捕手、3番と三つの補強ポイントが手に入ったな。センターラインはかなり強くなったのう」
秘書「なんか、日本ハムファイターズのスタメンみたいですね…」
GM「横浜Fベイスターズなんじゃないの?」
秘書「GMが言うと洒落にならないですよ。あなた、下柳と井出も好きじゃないですか。まさか取る気じゃないですよね? それこそ横浜Fになっちゃいますよ…」
GM「取る気だとかじゃなくて、取ろうとしてますけど…」
秘書「…堪忍してください」
GM「そんなのよりは4番を取ろう。パワーヒッターがいるポジションは後、外野とサードぐらいか。さすがに井口とかは取れないだろうし…」
秘書「松井とか金本とか取る気ですか?」
GM「それはさすがに無理。というか、小笠原・鈴木が左なんだから右が欲しいよ」
秘書「右だと外野手は厳しいですね。サードだと、中村・小久保・マクレーン・江藤とかですね…」
GM「近鉄の吉岡がいいな。元々は一塁だけど、年も食ってないし…」
秘書「う〜ん、でも難しいんじゃないですかね? 元々が一塁ですから、こっちも一塁手を出さないと…うちにはもう石井浩しかいませんよ」
GM「なら、巨人の江藤当たりでも狙ってみるか…」
4/5
秘書「今日から巨人3連戦ですね。3番の小笠原が3試合連続HRの大活躍です。2勝1敗で勝ち越しますが、三浦以外の先発は5回で交代するので中継ぎの木塚が両方とも勝利投手になっています」
4/9
秘書「今日から広いナゴヤドームで中日3連戦です。初戦は野口の前に完封負け、2戦目はロドリゲスに代わって左キラーでレフトで出場した中根が2打席連続タイムリー、三浦も1失点の好投で勝利しました。3戦目はバワーズが打ち込まれ敗戦濃厚でしたが、なんとここまで打率1割のロドリゲスが、今シーズン初ホーマーとなる逆転満塁HRを放って巨人戦に続き勝ち越しましたっ! 順位も同率ながら3位に浮上ですっ!」
GM「小笠原を取った割りには貧打だが…しかし、投手陣が良い働きをしているのう。先発は小粒だが、中継ぎがかなり強いな。点さえ取れればもっと勝てるチームになれるぞ…」
 
秘書「GM! 試合終了後に巨人とのトレードが成立しましたっ!…けど、これ、また凄い内容ですね…」
江藤・吉永 ←→ 小川・光山
秘書「突っ込みどころ満載ですが…まず、江藤と小川って同等なんですか?」
GM「今回のパワプロの江藤は、正直弱いな。ぎりぎりパワーAで、しかも守備がザルだ。小川はパワーBだから、年間で比べると30HRか20HRというところだ。正直、小川のパワーBは逆に高過ぎると思うのだが。で、小川は守備はそこそこある。私的にはセカンド失格だが、普通の守備力ではある。しかもセカンド・サード・ショートを守れてサブポジ○を持っている。6番に置くなら、私も江藤よりは小川の方がいい。だが、クリーンナップを作りたいからな。人間がプレイするにはパワーヒッターを持っている方が成績を残せるし(注・パワプロをプレイする際、パワーヒッター・流し打ち・広角打法を持っているキャラは、好成績を残しやすいです。逆にCPが使って強いのはアベレージヒッター。また、CPは盗塁○がなくてもガンガン盗塁を決めてきますが、人間は盗塁○が無いと基本的には盗塁を決められません)、そういうことでトレードしたよ」
秘書「まあ、それはいいのですが…何故に吉永なんですかね?」
GM「左の代打にいいかなと思って。守備がザルだが一応捕手も守れるしな。ベンチに三人は捕手が欲しいしな。かといって8人のベンチ入りのうち、二人も打てない捕手では代打が厳しいからの」
陣容
先発 三浦・福盛・バワーズ・稲嶺 
谷間兼中継ぎ ターマン・山田
抑え 斎藤隆
右リリーフ 木塚・中野渡・谷口
左リリーフ 森中・吉見
1番ショート石井琢・2番セカンド奈良原・3番ファースト小笠原・4番サード江藤・5番ライト鈴木・6番センター金城・7番レフト・ロドリゲス・8番キャッチャー野口
右代打 石井浩・中根(左投手用ライト)・グラン
左代打 吉永・古木
控え内野手 万永(ニ三)・種田(ニ三外)
控え捕手 相川
 
GM「井上を下に落とすか。江藤は4番で345番がジグザクだな」
秘書「ちなみに選手の成長を御報告します。万永のパワーがFからEに、またバワーズのスライダーが1から2に上がっています」
GM「万永は取り敢えずパワーDぐらいになってもらわないとな。…バワーズが成長か。正直放出要員だったのだが…」
秘書「先発足りないじゃないですか…」
GM「バワーズが残留するにしても、彼が先発5番手になるぐらいの陣容にはしたいな。能力は低いわけではないから、上手く残せればそれでも良いし、彼に誰かをつけて、1ランク上の先発が取れればそれでもいいし。ともかく次は先発だな。先発4本柱を作らなければ」
秘書「出ましたね。お得意の強い先発四人だけでひたすら回す戦法が」
GM「今は三浦と福盛だけだからな。…実は福盛も持ち球が微妙なのでなんともいえんのだが」
秘書「フォークが4に、スライダーとシュートが1ですからね…ストッパーの変化球ですよね。先発は決め球が二つは無いと厳しいですからね…フォークが曲がらなくてもいいから、スラかシュートが3あればかなり良い投手になると思いますが…怪我する前のパワプロではそうでしたよね、確か」
GM「そういう意味では成長待ちだし、最終的には1ランク上の先発とのトレードに使ってしまうかもしれんし、それはまあ、相手次第だよな。取り敢えず先発4本柱の確立だ。打線はスタメンはほぼ出来たから、後は外野だな。金城と同じ守備力の外野手がいないと、彼が怪我した時に酷いことになるからな。守れる内野の控えももう一人欲しいし…」
4/12
秘書「今日から甲子園で阪神3連戦です。カーライル、井川の前に連続完封を食らいますが、2戦目は三浦が7回を1失点で抑え、打線もハンセルからなんとか2点を奪って勝利しました。トータルで1勝2敗です」
GM「小笠原と江藤を取ったのに、3試合で2点かよ。井川はしょうがないとして、カーライルは完封されるような投手じゃないだろ…」
秘書「江藤は移籍後からずっと絶不調ですね。早く調子を戻してくれないと…。ちなみに成長報告です。中根のパワーがCとなり、三浦のスライダーが3になりました」
GM「中根は守備成長に切り替えるか。年だから上がるとは思わんが…三浦はスラ・カーブ・フォークが全て3か。普通だが、強い投手だな」
4/16
秘書「今日から神宮でヤクルト3連戦です。初戦は1-1で12回引き分け、しかしその後は藤井の前には僅か一転、3戦目はパワーがボコボコに打たれて2連敗、最下位転落です…」
GM「6勝10敗だから凄い悪い数字ではないがな…しかし打てんのう…」
 
秘書「GM、ロッテとのトレードが成立しましたっ!」
加藤・サブロー ←→ ターマン・グラン・細見
秘書「昨年、ルーキーで9勝を上げた左腕ですね。コントロールが低いですが、変化球は三浦並ですね。先発4本柱として確かに期待できます。サブローは…外野の控えですか?」
GM「打力は無いが、足はあるし、守備は金城と同等だからな。それにサブポジでセカンドも持っているから、奈良原の控えにもなるしな」
陣容
先発 三浦・加藤・福盛・バワーズ・稲嶺 
谷間兼中継ぎ 田崎
抑え 斎藤隆
右リリーフ 木塚・中野渡・谷口
左リリーフ 森中・吉見
1番ショート石井琢・2番セカンド奈良原・3番ファースト小笠原・4番サード江藤・5番ライト鈴木・6番センター金城・7番レフト・サブロー・8番キャッチャー野口
右代打 石井浩・中根(左投手用ライト)・多村
左代打 吉永・古木
控え内野手 万永(ニ三)・種田(ニ三外)
控え捕手 相川

秘書「…サブロー、レギュラーですか!?」
GM「上位打線はそこそこいいんだから、守備を強化した方がいいだろ? これまでのロドリゲスや中根、種田と比べたら倍の守備力だぞ?」
秘書「確かにそうですけど…ロドリゲス2軍に落としてるし…」
GM「打率が1割で守れん奴なんかいらんわ」
秘書「ちなみに谷口が成長して、スタミナがDになっています」
GM「ふうむ、谷間の先発として使えるようになったな」
4/19
秘書「今日から広島3連戦です。初戦は黒田の前に完封負け、2戦目は谷間のため谷口が先発し、4回1失点と好投します。その後打線が佐々岡を捕らえ、4-1で勝利です。谷口の後を受けたルーキーの田崎にプロ入り初勝利がついています」
GM「ふうむ、稲峰と共に楽しみな投手だな」
秘書「3戦目は加藤が移籍5初登板です。しかし、不調だったこともあり、6失点と撃沈します。9回に3点差を連打で追いつきますが、10回に田崎が打たれ、1勝2敗で負け越しです…」
GM「点が取れんなあ・・・鈴木が3割、石井琢も2割7分打っているのだが、小笠原が2割、江藤は2割切っているからな…しかも小笠原の得点圏打率は1割以下だよ…」
秘書「ちなみに稲峰のコントロールがCに上がりました」
GM「それよりスタミナ上がって欲しいよな…」
4/23
秘書「今日から中日3連戦ですが、初戦は三浦で勝利、2戦目は稲峰が3失点もバンチから一点しか奪えず、1勝1敗のタイでした」
4/26
秘書「今日から巨人3連戦です。加藤は7回無失点の好投、打線は桑田から古木が代打HRで勝ち越し、リリーフ陣が後を締め勝利、2戦目は福留が4回4失点の乱調で敗戦です。3戦目は三浦と上原が投げ合い、息の詰まる投手戦となりましたが、9回三浦の後を受けた吉見が清原にサヨナラHRを打たれ、またしても負け越しです…」
GM「春先と比べれば、遥かに戦えるようにはなっているのだが…勝ち越すための壁が越えられん…ここを勝ち越せるようになれば、成績はガラッと変わってくるのだがな。あと一押しなのだが」
4/29
秘書「今日からヤクルト3連戦ですが…その前に西武とのトレードが成立しています」
GM「おお、一度は破談になったが、無事にまとまったか」
石井・橋本・大友 ←→ ロドリゲス・山田・福本
秘書「相変わらず凄いトレードしてますね…」
GM「石井も橋本もベテランだからな。守れる大友とパワーBのロドリゲスを交換し、37歳の橋本と28歳の若い先発の山田を交換し、うちが全体的に損している分を石井で穴埋め、と言う形だな。こちらの3人目を誰にするかで紛糾したが、若い内野手の福本を付けることで先方が納得したよ」
秘書「二軍の山田を出して投手を二人取りましたが、ロースターはどうしましょう?」
GM「うん、そうだな…あれ、田崎ってカーブ持ってたっけ?」
秘書「え? いえ、スラ1にフォーク3ですけど…」
GM「…スラ1カーブ1フォーク2になってるぞ」
秘書「ええ!? そんな馬鹿な…って、本当だし」
GM「しかもなんか、稲峰もスクリューが1になってフォーク覚えてるし…」
秘書「そんな…成長報告、受けてませんよ?」
GM「成長じゃなくて、弱くなっているじゃねえか! こんな変化球じゃ二人とも使えねえよっ!」
秘書「お、落ちついてください…」
GM「うるさい! ともかく田崎は二軍、稲峰は…左腕だから残留で、成績のイマイチ上がらないバワーズを落とそう。打者は多村を落とすか」
陣容
先発 三浦・加藤石井貴・福盛 
谷間兼中継ぎ 稲嶺・谷口
抑え 斎藤隆
右リリーフ 木塚・中野渡
左リリーフ 森中・吉見・橋本
1番ショート石井琢・2番セカンド奈良原・3番ファースト小笠原・4番サード江藤・5番ライト鈴木・6番センター金城・7番レフト大友・8番キャッチャー野口
右代打 石井浩・中根
左代打 吉永・古木
控え内野手 万永(ニ三)・種田(ニ三外)
控え外野手 サブロー(金城、大友のサブ。控えセカンド兼任)
控え捕手 相川

GM「これでまあ、取り敢えず陣容は整ったかな? 補強したい点はあるが、骨組はまあ、出来たろう」
秘書「…石井琢と鈴木しか打線は残っていないような感じですね。金城はサブローとツープラトンだし」
GM「まさにその通り。横浜は石井琢と鈴木のチームなんだから、この二人を活かす為のチームを作ることこそ肝要なのだ」
 
秘書「さて、そのヤクルト3連戦ですが、3戦ともヤクルトの投手陣に手も足も出ません。しかし、3戦目は加藤も粘ってヤクルト打線を封じこめます。そして延長12回裏、江藤のソロホームランで1-0でサヨナラ勝ちです」
 
秘書「4月の月間MVPが発表されています。打者は8本塁打の松井、投手は脅威の5完封をやってのけた野口です」
GM「小笠原も8ホーマーだぞ?」
秘書「…打率が2割切っているじゃないですか…」
GM「しかし、石井琢は8盗塁で単独トップか。木塚も中継ぎポイントでトップだな」
5/3
秘書「今日から巨人3連戦です。初戦は石井貴がなんと上原に投げ勝ちました。2戦目は延長引き分け、3戦目は福盛の後を受けた木塚が3失点で逆転負けです…」
GM「3球とも決め球のシンカーを狙い撃ちか。半分インチキだよな…」
5/6
秘書「今日から広島3連戦です。ちなみに吉見のコントロールがEになりました」
GM「実は左の中継ぎ一番手として頑張ってるんだよな…。さて、今日から打線を少し入れ返るか。鈴木を3番に上げて、小笠原を5番に下げよう」
秘書「石井琢が塁に出て、鈴木が返すというパターンが見事にはまって、初戦は加藤で勝ちました。2戦目も点は取りますが石井貴が3失点で2-3の惜しい敗戦です。3戦目は谷間で谷口が先発します。5回を金本とロペスのソロ2発に抑えますが高橋健に完封を許し、またもや負け越しです…」
GM「高橋に完封されたの2回目か…どうにかしろよ」
 
秘書「…GM、あなた確か、陣容が整ったって言ってましたよね?」
GM「ああ、確かに言ったが?」
秘書「…トレード成立してるんですけど…」
金田 ←→ 田崎・中村
秘書「今年のドラフト一位の田崎を…」
GM「だって左の先発がもう一人欲しかったし…さて、稲峰と入れ替わりで下に落とすか」
最終戦は勝利です。
陣容
先発 三浦・加藤石井貴金田  福盛 
谷間兼中継ぎ 谷口
抑え 斎藤隆
右リリーフ 木塚・中野渡
左リリーフ 森中・吉見・橋本
1番ショート石井琢・2番セカンド奈良原・3番ライト鈴木・4番サード江藤・5番ファースト小笠原・6番センター金城・7番レフト大友・8番キャッチャー野口
右代打 石井浩・中根
左代打 吉永・古木
控え内野手 万永(ニ三)・種田(ニ三外)
控え外野手 サブロー(金城、大友のサブ。控えセカンド兼任)
控え捕手 相川

秘書「ちなみに内川の守備がDにあがってます」
GM「10年プレイするなら、彼は貴重な選手だが、取り敢えず今回は一年のつもりだからなあ…」
5/10
秘書「今日から中日3連戦です。初戦は三浦とバンチが投げ合います。しかし9安打を放ちながら点を取れません。三浦は5安打ながら1失点で、0-1の敗戦です。2戦目は福盛が初回に3失点とつかまりますが、1-3で迎えた8回、落合から鈴木のタイムリーで一点を返すと、江藤のツーランで勝ち越しますっ! 9回を斎藤が抑え、リリーフの吉見にプロ入り初勝利がついています。3戦目は石井貴と川上が先発しましたが、川上の前にニ安打しか打てず、0-5で敗戦です、またまた負け越しで、連敗はしていませんが借金がじわじわと増えています…」
九階を{ほーまー打線をセンターラインチームは     


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