パワフルプロ野球2001GM日記
悪夢の阪神編
<4月> <7月>


5/2
秘書「た、大変です。現実で平尾がトレードされてしまいましたっ!」
GM「な、何? ああ、やっぱり星野修を入れておけば良かった…しかし、それを言ってもはじまるまい。シーズンが終われば野手を二人外すのだから、平尾はそのうちの一人としてもう決定と言うことか…」
秘書「気を取りなおして、今日から甲子園で横浜3連戦です。先発は福原と三浦ですね」
GM「打線はそのままです」
秘書「初回に矢野を二塁においてクルーズのタイムリーで幸先良く先制します。しかし直後の2回、先頭の鈴木に3ベースを打たれ同点、4回には連打で2点を失います。5回に桧山のソロで1店差とし、7回には代打・赤星の3ベースから同点に追いつきます。しかし、矢野が3度も出塁しながらクリーンナップのタイムリーは初回だけと苦しい戦いです…」
GM「ムムム…遠山踏ん張れ。次は成本だ」
秘書「10回裏、広沢がツーベースで出塁し、代走は吉田、ここで今岡のセンター前ヒットで吉田は一気に生還、今季初のサヨナラ勝ちですっ!」
 
5/3
秘書「今日の先発は小宮山と井川、防御率1位と5位の対決です」
GM「打線を入れ替えよう。クルーズを3番にあげるぞ」
秘書「3番最強理論ですね。坪井はどうするのですか?」
GM「…4番」
秘書「ええ!? 坪井が4番!?」
GM「他にいないんだからしょうがねえだろっ!? 広沢だって三振×があるからきついんだよ」
秘書「…3回に矢野のタイムリーで1点を先制、4回には桧山・沖原の連続ツーベースで1点を追加します。しかし5回に谷繁にタイムリーを浴びて失点すると、続く小川に2ランを浴びてたちまち逆転されます。しかし土壇場の9回、代わった横山に連打を浴びせ、桧山のタイムリーで同点とすると、沖原のヒットで1アウト1―3塁、ここで代打・八木ですが…なんと横山が暴投! 連夜のサヨナラ勝ちです!」
 
5/4
秘書「今日は相手が川村、こちらは星野か藪ですが…」
GM「次の広島戦は左投手は不利だ。今日は星野で行こう。新打線は機能しないものかね…」
秘書「3回に矢野を置いて田中の三塁打で先制します。星野は4回まで完全試合でしたが、5回に鈴木に同点ソロを食らいます。阪神はヒットを打ちながらも得点できず、8回には星野が捕まって2失点、そのまま3-1で敗戦です。相手を上回る9安打を放ったのですが…」
GM「この3試合、クリーンナップの打点がクルーズの1だけとは…どうしたらよいものやら…」
 
秘書「横浜からトレードの申し込みが来てますね…相川と沖原?…断っておきますね」
GM「…君もわかってきたね」
 
5/5
秘書「今日から広島市民球場で3連戦です。先発は藪と山内。藪は4回まではきっちり抑えますが、5回に1点、6回に3失点と踏ん張れません。打線も山内の前に沈黙します。8回には遠山も捕まり、最終回に広沢のソロで完封を免れるのがやっとでした…」
GM「…クルーズと坪井が完全にとまっている…」

5/6
秘書「先発は川尻と河内ですね」
GM「坪井は5番に下げて広沢を4番にするか…左投手だし,不調の桧山の変わりに絶好調の上坂を入れよう」
秘書「初回,クルーズが河内のストレートを捕らえて先制のソロアーチです。しかし4回に金本とロペスのソロを浴びてあっさり逆転されると,以後阪神打線は河内に手も足も出ません。6回にも2点を奪われ4―1で敗戦,たった5安打に終わりました…」
GM「坪井〜!!」
 
5/7
秘書「試合の前に…二軍の吉野がコントロール・スタミナともにCにあがりました。どうしますか?」
GM「藪を下に落とすか…」
秘書「それでは今日の試合です。先発は福原と横山ですね」
GM「桧山をスタメンで起用だ」
秘書「4回に田中を3塁においてクルーズの先制タイムリーが飛び出します。しかしその裏,ロペスの2ランに新井のソロを食らいたちまち逆転されます。5回には早くも福原の代打・赤星の内野安打などで1点を返し、その後遠山が3イニングをきっちりと抑えますが、打線はチャンスは作りながらも得点できず、3-2で3連敗、今日も7安打は広島より2多いです…」
GM「どうも広島が苦手だな…ロペスのホームランは芯は外れていたが…」

5/9
秘書「今日からは地方球場で中日との2連戦ですね。先発は相手は野口。こちらは星野・井川・ハンセルの3本柱がどれでもいけますが?」
GM「この後は巨人3連戦だ。左の二人は巨人戦に取っておきたいな。取り敢えず今日はハンセルだ。打線の方は…ああ、左の野口が相手だというのに、広沢が絶不調…塩谷まで絶不調か。…広沢はそのまま使うしかあるまい。桧山は上坂にして、と。さらに今岡を5番にして坪井は6番に下げるか…」
秘書「初回にいきなりゴメスの2ラン・井上のソロで3点を先制されます。7回にも1点を追加され、敗色濃厚で迎えた8回、代打・山田が2ランでまず野口をKO、さらに9回、ギャラードから2アウト2.3塁のチャンスで代打・和田が起死回生のセンター前ヒット! ランナーが全員突っ込み同点ですっ! さらに10回、田中を置いてクルーズが勝ち越しの2ランを放ちましたっ!」
GM「まさに主砲の仕事だ。いいではないか?」
秘書「その裏は今季無失点の守護神・葛西が上がります。2アウトを取って…あら、波留にソロを打たれました。でもまだ1点…ああ、福留に同点ソロ!?」
GM「つ、2アウトから? い、インチキだよ…」
秘書「その後葛西は12回まで抑えますが、成本に変わった13回、井上にサヨナラ2ランを打たれました…」
GM「…呆然…としか言いようがないわい…」
 
秘書「GM! ベイスターズからまたもトレードの申し込みですっ! 今度は井上と吉田です」
GM「うおお…井上はいい。是非欲しいが…吉田か。巨人戦での盗塁要員がいなくなるし、内野も薄くなるのだが…これは取らねばしょうがあるまい。獲得だ。背番号は吉田の17にしよう」
 
5/10
秘書「先発は星野と川崎です。打線の方はどうしますか?」
GM「センター坪井にライト井上だろ。右腕だからレフトは桧山を起用してクルーズはファースト。で、サードをどうするかだよな。広沢にするか、今岡・塩谷にするか…今日は狭い地方球場だから広沢にしよう。5番井上、6番坪井、7番桧山だな」
秘書「両投手の好投で試合は淡々と進みます。5回にタイムリーで星野は1点を失いますが、6回には坪井の久しぶりのタイムリーで同点とします。その後両投手とも連打を許さない粘りのピッチングを見せていましたが、8回、遂に星野が犠牲フライを打たれ力尽きます。2-1で敗戦です…」

5/12
秘書「今日から甲子園で巨人3連戦です。相手の先発は…絶好調の上原ですね」
GM「…逃げで福原にするか。打線の方は、坪井を5番に上げて、あとはそのままだ」
秘書「初回仁志を一塁において高橋の打席、サードゴロでダブルプレーと思われたその時…なんと広沢が悪送球で球は外野を転々…一気に二人とも生還して2点を先制されました…」
GM「ムムム…打撃重視の布陣の穴がでたか…」
秘書「4回には高橋のソロ、6回にはエラーこそ付きませんが単打の当たりをレフト桧山が後ろに逸らして2点タイムリーになるなど守備はズタボロ、さらに打線は8回に代打・八木のタイムリーで1点を返すのがやっと、5-1で完敗です…」
 
5/13
秘書「先発は工藤…またしても絶好調です。こちらは好調のハンセルですが…打線はどうしましょう?」
GM「クルーズが絶不調か。外すしかあるまい。桧山も外して、レフトは塩谷、サードが今岡で広沢はファーストだ。調子は上がっていないが、候補がいないので3番は坪井を入れて、5番今岡・6番塩谷・7番井上で行こう」
秘書「2回にヒットの広沢を今岡が送って井上の移籍後初ヒットで1点を先制します。しかし4回、仁志・ニ岡と連続ヒットされたところで、高橋は三振にしとめますが、松井を2ストライクと追い込んでからのチェンジアップがど真ん中にすっぽ抜けて逆転の3ランです…」
GM「まただよ…また大事なところですっぽ抜けやがって…」
秘書「その後清水にもタイムリーを打たれます。その裏に広沢・今岡の連続ニ塁打で1点を返しますが、5回表にまたもや仁志・ニ岡に連続ヒット、たまらず西川に変えて高橋は三振、しかし松井に連続3ランを打たれて勝負ありました。その後広沢のソロが出ましたが7-3で敗戦です…借金は15で、とうとう勝率が296で今岡の打率より低くなってしまいました…」

5/14
秘書「先発は井川と河原ですね」
GM「クルーズは復帰で4番ライト。広沢は3番に上げて坪井が6番だ。これでようやく打順が固定できるような気が。7番のレフトは、井上が不調だから桧山にしよう」
秘書「初回に広沢のタイムリーで1点を先制します。2回表、すぐに松井のソロで同点にされますがその裏に沖原のタイムリーでまたもや1点リードします。しかし4回、高橋にヒット、松井を敬遠気味に歩かせると江藤にストライクが入らず、ノースリーからストレートを打たれて一気に逆転されます…。その裏2アウト2塁で早くも井川の代打に和田、センター前ヒットを放ちますが沖原は高橋の強肩の前に本塁憤死、同点に出来ません。巨人は最終9回に爆発し、高橋・松井・江藤の3者連続バックスクリーン弾などで5点を追加、阪神は13安打を放つも3得点に終わり、10-3で敗戦です…」
GM「新打線は一応効果はあったようだが…ホームランゼロか。得点が出来ない…」 

5/16
秘書「今日から甲子園でヤクルト3連戦ですね。先発は星野と山部です」
GM「左投手だから桧山を塩谷に変えるか…」
秘書「3回、1アウト1.2塁で矢野のダブルプレー崩れで1点を先制します。しかしその後は山部を攻めながら点が取れません。星野は淡々とアウトを重ねていきますが…」
GM「…嫌な予感が」
秘書「9回も2アウト、いよいよ完封…あ、稲葉がヒット…ああ!? ペタのヒットで同点です!」
GM「……」
秘書「その裏、先頭の坪井がヒットで出塁し。塩谷対山本、チェンジアップを捕らえた打球はセンターフライ…ああ、風に乗って伸びていきます!?…は、入りましたっ! サヨナラHRですっ!」
 
5/17
秘書「先発はハンセルとニューマンです。左投手ですが、今岡絶不調、塩谷不調ですね…」
GM「…今岡は外して井上を入れよう。左だが守備対策だな。塩谷はサードで5番に上げるぞ」
秘書「初回矢野が死球で出塁しますが、田中がバント失敗、広沢はポテンヒットですが矢野が二塁で憤死とチャンスを潰します。ソノゴハンメル・ニューマンともにいい投球を見せます。5回にタイムリーで1点先制されますが、なんとその裏、先頭の坪井がチェンジアップを捕らえ今季第1号で同点とします。7回には1―3塁のチャンスで打席はハンセルですが…八木ですか?」
GM「いや、ここは成長も考えて今岡だ!」
秘書「その今岡のポテンヒットで勝ち越しますっ! 8回は伊藤が締め、9回は葛西…ああ、先頭の真中にいきなり3塁打ですっ!?」
GM「くっ…他のチームなら2塁打なのに…」
秘書「その後も連打を食らい、2点勝ち越されます。9回裏は高津が締め、3-2で敗戦です…葛西は2試合続けてのブレークセーブとなりました…」
 
5/18
秘書「先発は井川と伊藤ですね。今岡が5番サードで復帰です。井川はペタにソロを浴びますが、その後はほぼ完璧に相手打線を封じ込めます。しかし打線は点が取れません。3回には田中を3塁において広沢のヒットの当たりを宮本がダイビングキャッチ、5回には1.3塁で井上のヒットの当たり真中がダイビングキャッチと敵の守備にも封じられます。6回になんとか同点とするものの、8回ここまで3安打の井川がとうとうつかまり、守備の乱れもあって5失点です。8回になんとか2点を返しますが、9回は高津に抑えられ、5-3で敗戦です…」
GM「井川を引っ張りすぎた責任もあるが…点を取れなかった打線がなあ。この三連戦は、3タテ出来てもおかしくなかったのに、終わってみれば1勝2敗か…痛いのう」

秘書「GM、巨人からトレードの打診が…ニ岡とクルーズですっ!」
GM「に、ニ岡か…しかも放出要員がクルーズか…悩むのう…」
秘書「広沢か桧山でしたら即決ですけどねえ…我がチームで唯一の特殊能力・パワーヒッターですからねえ…」
GM「総合的に考えれば欲しい選手だが…でもクルーズも9本打っているとは言え、打率は.250程度なんだよなあ…守備の負担も大きいし…ニ岡は三振×・左×…でも広角打法か…広角打法ってかなりいい特殊能力なんだよな。広島編で新井が活躍したのもこの能力のおかげだし…うむ、チームが低迷している時は打開策が必要なのだっ! トレード! 背番号は新庄のつけていた5だ」

5/19
秘書「今日から横浜三連戦です。先発は福原と細見ですが…」
GM「まずは今岡を下に落とそう。浜中は育成途中だが、これで今岡をパワーCからBニ育てられれば、ニ岡と共にかなり強い三遊間になる。時間はかかるかもしれないがやってみよう」
秘書「打順はどうしますか? 沖原とニ岡は同じ遊撃になりますが…」
GM「ニ岡は守備を育てたい。ショートで起用だ。1番矢野・2番田中・3番ニ岡・4番広沢・5番坪井・6番井上。これが基本だ。今日は右投手だから7番は桧山で、内野は左打ちがいないから、8番サードは絶好調の沖原だ」
秘書「初回に矢野を置いてニ岡、坪井のタイムリーで2点を先制します。ニ岡はソロを含む三安打3打点の活躍で6回までに4-2とリードします。しかし6回、福原が連打でピンチを迎えます」
GM「本来なら交代なのだが…今日は中継ぎ陣が不調ばかりで葛西と遠山しか使えない…この回は持ってくれないと困る…」
秘書「しかし投手の細身に2点タイムリーを浴び、さらに石井の2ランで6-4と勝ち越されます…しかし7回、8回と1点ずつを入れて同点とします」
GM「打線に粘りが出てきた…坪井・井上に当たりが出てきたのも大きいな」
秘書「7回は遠山が抑え、9.10回は先発要員ながらベンチ入りしていた川尻がスクランブル登板で抑えこみます。そして10回、沖原のタイムリーでを勝ち越しましたっ! そして葛西を投入しますが…ああ、また2アウトまで行って鈴木にタイムリーを浴びました!」
GM「…3回連続失敗…」
秘書「同点まででなんとか切り抜けましたが…ああ、その次の11回表、矢野が勝ち越しのソロを叩き込みますっ! その裏は葛西がなんとか締め、8-7で勝利です! 両軍合わして33安打の乱打線を制しましたっ!」
GM「…明日の投手陣が怖いのだが」
 
5/20
秘書「相手の先発は三浦ですが…昨日川尻を使ってしまったので先発が吉野だけです…しかも葛西が2日間も休養で使えません…」
GM「ムムム…打線は昨日のままでいいか。なんか沖原が調子がいいしな」
秘書「初回に坪井のタイムリーで2点を先制します。吉野はヒットこそ打たれますが連打は許さない粘り強いピッチングで零封していきますが、4回2アウト2.3塁で小川のサードゴロを沖原がトンネル、同点に追いつかれます。6回にはニ岡が会心の当たりをレフトに放ちますが、逆風4メートルに押し戻されレフトフライです…」
GM「ムムム…膠着してくると、中継ぎのいないうちはつらいのだが…」
秘書「しかし8回表、広沢が勝ち越しソロですっ! 8回は不調ながら伊藤が、そして9回は遠山が締めて3-2で勝利ですっ!」
 
5/21
秘書「先発は星野と川村です。野手も昨日のままで試合開始です。5回に沖原のタイムリー、6回にニ岡の犠牲フライで1点ずつ取ります。7回には沖原のプロ入り第1号となる2ランでさらに2点を追加、星野は5安打無四球で今季3完封目で5勝目を上げました。チームも今季初の3連勝及び3タテですっ!!」

秘書「あの…ドラゴンズからトレードの申し込みが…」
GM「うん、誰だ?」
秘書「ゴメスと沖原です…」
GM「…ええっ!? またそういう悩むトレードなのか?」
秘書「はい…ゴメスの打棒は大きいです。どうしようもなく大きいです。でも沖原は内野の要…ニ岡が上手く育ってくれればほぼ同じ守備力にはなりますが、現状では守備は15Aと9Dでその差は5です…事実、ここ3試合は沖原ならアウトに出来たヒットもありましたし…それにニ遊間の控えの問題もあります。田中とニ岡以外では、今岡がセカンド・ショートを守れる他は守備がボロボロの塩谷のサブポジにセカンドがついているだけです…」
GM「よりによって沖原かあ…(10分経過)。受けよう、受けようではないか?」
秘書「そうですか? この件に関してはコメントのしようがないです…」
GM「ニ岡を育てる。それしか言葉はあるまい。背番号はそのまま4だ」

5/23
秘書「今日から甲子園で中日と3連戦です。まず二軍の藪がコントロールCになっていますが、Bまで育てますか?」
GM「うむ…川尻が絶不調だからそれと入れ替えよう」
秘書「そうしますと先発は好調の藪か普通の井川になりますが…」
GM「それは当然、井川だな」
秘書「…相手の先発は武田です。オーダーはどうします?」
GM「2番田中・三番ニ岡・4番ゴメスは決まりだろ。1番をどうするかだよな…坪井を1番にすべきなのだろうが、1番もいいし…」
秘書「そんなに坪井の1番が嫌なのですか?」
GM「嫌だと言うのではなく、1番がもったいないんだよ。チャンス○があるのだから、ランナーが必ずいるような打順で打たせたい。それに内野安打○は、内野安打よりもゲッツー潰しに意味がある。…ここは5番で使おう。6番が広沢。7番が桧山と塩谷のツープラトンで、今日は右投手だから桧山。1番は…井上と矢野のツープラトンだな。右投手の時は井上が1番だ」
秘書「初回ヒットの井上を置いてゴメスがいきなりの先制2ランです! 4回にも坪井のタイムリーで1点を追加します。井川は1失点と好投を見せますが、6回に1アウト2.3塁のピンチを迎えます。まずは大豊はセカンドフライで…って、ああ!? 田中が落球!? 二人が生還して同点です!」
GM「…何それ?」
秘書「その後は遠山と岩瀬が投げ合い両軍得点が入りませんが…9回裏、先頭の広沢が岩瀬のストレートを捕らえ、バックスクリーンにサヨナラ弾ですっ! 4-3で4連勝ですっ!」 
  
秘書「た、た、た、大変ですっ! ヤクルトからトレードの申し込みがっ!!!!」
GM「な、なんだ、そんなに慌てて? まさかペタジーニなのか?」
秘書「ち、違います。古田です!」
GM「…そういうのは、誰とトレードするから言ってからにしてくれ…」
秘書「だ、だ、だって…山田ですよっ!?」
GM「山田っ!? 中学生よりリードが下手だと言われる山田と古田!?…と、当然であります。背番号はそのまま27で…ま、まさかここで師弟コンビが復活するなんて…」
 
5/24
秘書「先発は藪と山本です。スタメンの方は?」
GM「…古田は6番で、広沢を7番に下げよう。1番は…取り敢えず塩谷にしてみるか。井上は8番に下げよう」
秘書「3回にニ岡のタイムリーエラーで先制されるものの、その裏連打で2点を返し逆転します。6回に藪が捕まり、遠山に交代するものの2点を取られ逆転されますが、その裏古田のタイムリーで同点とします」
GM「おお、チームに粘りが出ているではないか?」
秘書「7回にはニ岡のタイムリーで勝ち越し、8回は伊藤、9回は葛西が締めて4-3で5連勝ですっ!」
 
5/25
秘書「先発は福原と川上ですね」
GM「1番が井上で、8番は絶好緒の桧山だな」
秘書「初回にニ岡と坪井のタイムリーで2点を先制します。ここ数試合は必ず初回に得点できていますね」
GM「ニ岡・ゴメス・坪井…いいクリーンナップと言うことか」
秘書「中日も福原を攻め、得点はしていきますがその度に阪神も突き離します。ゴメスのリーグトップの24号や広沢の9号などで加点、結局7-4で破竹の6連勝ですっ!」 福原はようやく今季2勝目を上げました」  

5/27
秘書「今日から千葉マリンでヤクルトと2連戦です。先発は星野と藤井ですね」
GM「1番矢野、8番井上以外は同じでいくか…」
秘書「え?…まさか矢野をレフトで? 確かに昔は守ってましたけど、今のパワプロでは守備位置は捕手だけですよ?」
GM「塩谷と比べたら…ほとんど同じだよ」
秘書「…2回にゴメスのソロで先制します。星野は粘り強く投げますが、打線の援護なく、6回に宮本のタイムリーで同点とされます。その後両軍とも決め手がないまま延長戦突入、しかし14回、ニ岡を置いて高津からゴメスが3ランで勝ち越しですっ!」
GM「おお、なんて劇的な…」
秘書「そしてその裏は葛西が…あら、2アウトからラミレスにヒット、でも次の岩村がピッチャーゴロ…ああ、エラー?」
GM「…は?」
秘書「次は古田に代わる正捕手の青柳、大きな当たりがレフトに…ああ、切れない? ポールの真上を通過…サ、サヨナラ3ランです…」
GM「…は?」
 
秘書「GM、巨人からトレードの申し込みが。後藤と和田です」
GM「後藤? ちょうど左の代打と外野手が一枚足りないところになんといういいトレードだ。平下が下に降りているから、桧山がスタメンのときは赤星が
代打の1番手だったからな…右の代打は塩谷・浜中・矢野・八木といるからな。和田は出してもいいだろう。サードとファーストもまずまずの守備力で守れるからそれもいいしの」

5/28
秘書「先発はハンセルと伊藤ですね」
GM「1番はライト井上で…8番がレフト後藤だな。早速スタメン起用だ…田中と坪井と広沢しか阪神選手がいないぞ…」
秘書「…初回に井上を二塁においてニ岡のタイムリーで1点先制、5回に後藤の犠牲フライ、6回には1回と同じく井上を二塁においてニ岡のタイムリーと古田のタイムリーで4点をリードします。ハンセルは完璧な投球で7回まで零封、しかし8回に2アウトながら2.3塁のピンチです」
GM「すかさず交代だな…真中・ペタと続くから遠山がベストだが、昨日3イニング投げたから使えない…西川だ」
秘書「しかし西川は真中・ペタとタイムリーを打たれ4-3、右のラミレスで成本を投入ですむ
GM「よし、詰まったあたりだ。レフトフライだな」
秘書「…あ、風に乗って伸びてます…ああ、入りましたっ! 逆転3ランですっ!」
GM「…はあ? 今の当たり絶対レフトフライだろっ!? だったらさっきのゴメスの当たりの方がよっぽど芯じゃねえか!?」
秘書「…9回は高津に抑えられ、6‐4で敗戦です…」
  
5/30
秘書「今日から甲子園で横浜3連戦、先発は絶好調の福原と三浦です。打順はそのまま試合開始です。初回に古田がフェンスに直撃して…負傷退場ですっ! 捕手が矢野に代わります。金城に3塁打を打たれ、鈴木のタイムリーで先生されますが3回には1アウト満塁でニ岡のゲッツー崩れで同点、次の回にヒットの矢野を二塁において後藤のタイムリーで同点にします」
GM「古田の怪我で久々マスクの矢野が頑張っているではないか?」
秘書「しかし7回にニ岡のエラーで佐伯が出塁すると、小川に逆転の2ランを打たれます…」
GM「…む、守備のマイナスが…」
秘書「8回、先頭の矢野がヒットで出塁します。広沢はバントですか?」
GM「いや、ここは強攻策で…」
秘書「小桧山のストレートを捕らえます。球が上がって行きますっ!…逆転10号2ランですっ! 9回は葛西が締めて福原は3勝目、葛西は久々の7セーブ目です。…しかし、病院での検査の結果、古田は全治1週間ですね…」
GM「ムム、しばらくは矢野で行くしかあるまい…」 
   
5/31
秘書「今日の先発は藪と福盛です。初回にゴメスのタイムリーで先制し、4回にも2点を奪います。しかし藪は5回に崩れ一挙4失点、6回には西川も捕まり、7-4で敗戦です…」
 
秘書「今月のMVPは広島のロペスと横山ですね」
GM「ロペスはかなり打っていたからのう。横山も4勝か」
秘書「あと、横浜から多村と田中をトレードしたいと…」
GM「…田中は全く打てないから多村と同格かもしれんが…出せるわけがなかろう」
 
6/1
秘書「今日の先発は…あら、不調の井川しかいませんね。相手は川村です」
GM「後藤が不調だから桧山にするか…」
秘書「2回に広沢と桧山のタイムリーで2点を奪います。井川は5回終了時点で一失点です」
GM「やはり調子がよくないの。交代だ」
秘書「しかし6回、遠山はゴメスのエラーで無視満塁、ここは通りぬけますがこの回でスタミナが切れました。7回からは成本ですが、今度は広沢のエラーから佐伯の3ランで逆転されます。結局7-2で敗戦です…」
 
6/2
秘書「今日から広島3連戦です。先発は星野と河内ですね」
GM「レフトは好調の浜中にして…1番矢野6番浜中8番井上だな」
秘書「初回にヒットと盗塁で田中をニ塁においてニ岡と坪井のタイムリーで2点を先制します。星野はピリッとせず3回に同点とされますが、すかさずニ岡・ゴメスの連続ニ塁打で1点を勝ち越します。6回にも金本の三塁打から同点にされますが、7回に再びニ岡のタイムリーで勝ち越します。9回からは葛西、田中のエラーで1点は失いますが後続を立ち切って5-4で勝利、星野は6勝目、葛西は8S目です」

6/3
秘書「先発はハンセルと山内ですね」
GM「右投手だから井上を1番にして…広沢は7番から6番に上げよう。7番は桧山、8番矢野だ」
秘書「打線は4回にゴメスのタイムリーと桧山のゲッツー崩れの2点を挙げます。しかし今日のハンセルはそれで充分でした。僅か2安打という素晴らしいない様で今季初完封で、今季初勝利ですっ!」
GM「防御率3点代と申し分ない活躍だったが6月にようやく1勝か…ハンセルの時は妙に中継ぎが打たれるからのう…」
秘書「さらにファインプレーを見せた田中の守備力が上がり、遂にAになりました」
GM「おお、ようやくか。ニ岡もCにはなったしな。早くニ岡もAになってくれれば…」

6/4
秘書「先発は黒田に福原ですね。最近打線が湿っていますが…」
GM「桧山は昨日ノーヒットだったから後藤に変えよう」
秘書「初回に井上と田中のヒットで無死1.3塁のチャンスを作り、そこから2点を奪います。その後点を取り合って3-2、福原はスタミナが切れて6回で降板します。しかし7回から登板の遠山が、金本ヒットの後ロペスにまさかの逆転2ラン、その後西川・成本も打ちこまれ、7-3で逆転負けです…」
GM「…最近、中継ぎ陣が打たれっぱなしだのう…」
 
6/6
秘書「今日から魔の巨人戦ですね。現在1勝8敗です。先発は井川と工藤ですね」
GM「古田は怪我は治ったが絶不調か。捕手は矢野のままで7番レフトは塩谷。左だが最近調子がいいので井上は1番のままにしてみよう」
秘書「井川は初回から巨人の一発攻勢に合い、5回までに4発で6失点です。打線も工藤の前に1点を返すのがやっとで7-1で敗戦です…」
 
6/7
秘書「相手の先発は不調とは言え上原。こちらは星野か藪ですが…」
GM「星野は温存だ。藪で行こう。打線は古田復帰で6番。広沢が不調で塩谷が絶好調か…サード塩谷でゴメスが一塁。レフトは後藤だな。7番塩谷8番後藤だ。最近広沢は当たりが出ていないからのう…」
秘書「3回にマルティネスの当たりを後藤が後ろに逸らして一気に一塁ランナーの仁志が生還します。さらにニ岡のエラーでランナーを溜めて江藤の3ランです。藪は7回5失点ですが自責点は2。ニ岡は今日、3エラーです…」
GM「…」
秘書「打線もニ岡を打ち崩せず、ニ岡のソロ以外は音無しで、最終回こそスタミナ切れで代わった柏田から1点は奪いますが、10安打で2点の拙攻です。6-2で完敗ですね…」

6/8
秘書「藪が怪我で全治1週間です…」
GM「ムムム…ただでさえ先発が足りんのに…」
秘書「今日は星野を温存なので吉野とメイが先発です」
GM「古田が絶不調だから矢野にして…1番田中、ニ番坪井、5番広沢にしてみるか」
秘書「田中は盗塁王ですが、打率は僅かに.240ですが…」
GM「うちは左投手相手は本当に苦しいのう…7番は絶好調の浜中にするか」
秘書「1回にゴメスの2ランで先制します。吉野は仁志やマルティネスのソロだけに抑え、5回3失点で降板です」
GM「まあ、合格点だろうな…」
秘書「5回に田中の盗塁から坪井のタイムリーで同点、さらに6回に浜中のタイムリーで勝ち越します。しかし8回に高橋・江藤・クルーズの連続ニ塁打であっさりと逆転され、巨人に3タテをくらいました…」
GM「外野の守備力が高ければ1点ぐらいで済んだかもしれんが…つらいのう」
 
秘書「GM、ヤクルトから青柳を出すからゴメスが欲しいと…」
GM「…消せ」 
 
6/10
秘書「今日から横浜スタジアムで横浜2連戦です。先発は星野と川村です」
GM「古田が不調か。スタメンに戻して…井上が絶好調だから1番にして2番田中、5番坪井と。8番レフトは不調だけど後藤でいいか」
秘書「初回に井上の先頭打者初球ホームランで先制するとゴメスもソロで続きます。星野は2回に左キラー中根に3ランを浴びますがその後は粘り強いピッチングを見せ反撃を待ちます。6回に坪井のタイムリーで追いつくと、7回には1アウト満塁からニ岡が勝ち越しの犠飛、星野は8回を3失点、9回は葛西が締め連敗ストップです。星野は7勝目を上げました」
 
6/11
秘書「先発は福原と野村ですね」
GM「塩谷は不調か。昨日繋がっていたし、打線はそのままだ」
秘書「阪神は初回にゴメスの2ランで先制します。2回にも井上・田中・ニ岡の連続タイムリーで3点を挙げます。福原は4回に3点を失った以外は安定感溢れるピッチング、打線も8回9回に2点ずつを上げます、最終回は福原がスタミナ切れで捕まり、葛西も打たれましたが9-7で逃げきりました」
 
6/13
秘書「今日から中日3連戦です。二軍の平下がパワーCですね」
GM「左の外野手は坪井・後藤・井上・平下・桧山とかなり揃ってしまったな。右の上坂を下に落とそう」
秘書「先発は好調のハンセルとバンチですね。打線のほうは?」
GM「早速平下を使うか。8番レフトで起用だ」
秘書「ハンセル、バンチとも完璧な内容で試合は淡々と進みます。…本当に淡々と進むためいきなり9回です。ハンセルが先頭の渡辺にヒットを許すと、代打・山崎のあたりはレフトの頭上を越えるあたり…平下飛びつくもボールはミットからこぼれ、渡辺は一気に生還、続く大豊のゲッツー崩れで一点追加、最終回は岩瀬とギャラードに抑えられ2-0で敗戦です…」

6/14
秘書「今日の先発は不調の藪と野口ですね」
GM「なんか嫌な予感が…取りあえず一番はレフト矢野で、2番に平下、田中を8番にしよう」
秘書「野口は完全な投球、藪はへろへろながらも5回まで無失点です。6回に関川にスクイズで一点を取られますが、藪は7回1失点で代打で交代します。しかし遠山が3失点と乱れ、4-0と引き離されます」
GM「ふぅ…中継ぎがいいはずなのに、なんか失点ばかりだな…」
秘書「9回表、代打・浜中のタイムリーで一点を奪うと野口から岩瀬に交代、しかし代打・赤星の2点タイムリーで一点差、さらに二岡のタイムリーで同点とすると、続くゴメスは逆転の3ランですっ! 一挙7点を挙げましたっ!! 9回は葛西が2失点も7-6で逃げ切って連勝ですっ! 遠山は5勝目、葛西はようやく二桁の10Sです」
 
6/15
秘書「ファームの川尻がスタミナ・コントロールともAになりましたね」
GM「それでは井川と入れ替えるか。井川は球は悪くないが、スタミナがギリギリCだからな。せめてBにはしたい」
秘書「先発は星野と川崎ですね」
GM「1番は絶好調の浜中をレフトで起用だ。二番田中で、8番ライト平下だ」
秘書「な〜にも書くことが無いぐらい、両投手とも完璧な投球です。しかし阪神打線は初回に盗塁の田中を置いて二岡のタイムリーで一点を先制しています。これを星野が守り切り、5安打完封勝利です。ハーラートップタイの8勝目、防御率も再び一点代として当然トップです。また中日との星を五分にしています」
 
6/16
秘書「今日から苦手の巨人戦です。現在我がチームは借金13ですが、そのうち巨人は1勝11敗とそのほとんどを占めています」
GM「でも巨人は正直相手にならん…逆の意味で」
秘書「…先発は昇格した川尻と工藤です。これがまた、書くことが無いぐらい完璧な投球で、なんと両者とも9回完封です。しかし川尻は10回に松井とクルーズにソロを打たれ2点を勝ち越されます。しかし阪神もその裏浜中のタイムリーで同点とすると、その浜中を二塁において二岡の当たりが左中間を抜けますっ! サヨナラ勝ちで川尻は今季初勝利です」
 
6/17
秘書「今日の先発は福原と上原ですね。古田が絶不調ですが」
GM「矢野を使うしかあるまい。一番は久しぶりに井上で、好調の浜中は8番だ」
秘書「福原は高橋の二度のタイムリーの2点に抑えますが、対する上原は浜中のタイムリーによる一失点だけの完投勝利です。3-1で敗戦です。連勝は3でストップです…」
 
6/18
秘書「先発はハンセルと高橋ですね」
GM「左とくれば一番はレフト矢野だ。古田が復帰して、後は昨日と一緒だ」
秘書「しかしハンセルが3回5失点と大撃沈です。吉野も4失点と乱れ、ゴメスが4打点の活躍も12-4で大敗です…」
 
6/20
秘書「今日から地方球場で広島と2連戦です。4勝8敗と負け越してますから、ここはぜひ連勝と行きたいですね。先発は星野と高橋ですね」
GM「左か…しかし今回は球場も狭いし、矢野ではなくパワーのある浜中と塩谷を起用しよう。一番ライト浜中でレフトが広沢。実は塩谷より広沢の方が守備が上だからな。塩谷はサードでゴメスがサブポジのあるファーストだ」
秘書「初回に二岡のソロで先制します。二回には浅井のソロで同点とされますが、5回に塩谷を置いて浜中がプロ入り初アーチとなる勝ち越し2ランを放ちます。その後古田の2ランで加点、星野は7回途中3失点、伊藤が8回までを抑え、9回葛西はゴメスのエラーで一失点も後続を立ち、星野は9勝目ですっ!」
 
6/21
秘書「今日の先発は、谷間で吉野、相手は絶好調の山内です」
GM「井上と平下が好調か。一番ライト井上で8番レフト平下だ」
秘書「吉野は5回2失点と合格点の投球です。しかし打線が山内を捕らえきれません。ゴメス、広沢のソロで同点としますがタイムリーが出ません。6回から登板の遠山は連打で2点を失い、打線は二岡のソロのみ、8回には遠山に駄目押しを食らい、5-3で敗戦です…」
GM「一度も逆転できなかったか…勝てた試合だったがのう…」
 
6/23
秘書「今日から苦手のヤクルトと地方球場で三連戦です。先発は川尻とニューマンですね」
GM「左か…塩谷が絶好調か。さらに矢野も好調…ライト矢野、レフト広沢、サード塩谷、一塁ゴメス。むちゃくちゃだな。でもやっちゃう(笑)」
秘書「…まあ、球場狭いからいいんじゃないですかね…」
GM「あと、そろそろ打順を変えよう。田中は盗塁王とはいえ打率.233は低すぎる。広島時代の東出のように8番にしよう。一番は…坪井か? 本当は坪井は2番にしたいがバント×だからなあ…しかし現実に一番打者がいないのが得点力の無さなのだが、現に坪井も打率280程度だしなあ…二岡でもいいが、そうすると三番がいなくなるし…」
秘書「…なるほど、GMが坪井を一番にしないのは、坪井では役不足だと思っていたからなんですね…ようやくわかりました」
GM「坪井も3番のときはひどかったが、5番に入って打率が安定してきたから変えるのが怖くもあるのだが…まあいい。バント×でも2番で起用だ。一番は今日は取り敢えず矢野で、5番は広沢。田中は盗塁した後のことを考えて7番だな」
秘書「初回ニューマンは3四球と乱れ押し出しで先制、さらに古田のタイムリーで2点を追加します。ヤクルトもラミレスのソロや青柳のタイムリーで追い上げますが、二岡の2ランや盗塁で三塁に進んだ田中を塩谷が返したりと効果的な加点でリードを広げます。川尻は7回途中3失点で降板、7回のピンチと八回は遠山がぴしゃっと締め、セーブがつかない9回は成本が抑え7-3で快勝です」
 
6/24
秘書「先発はあちらは伊藤…こちらは星野・福原・ハンセルがスタンバイですが?」
GM「次は巨人3連戦だし、星野で行こう。打線は…あら、矢野が絶好調なのね…そのまま一番レフトで、8番は好調の平下だ」
秘書「3回にタイムリーで先制されますが、4回に二岡の2ランで勝ち越します。7回に再び同点にされますが、その裏広沢のソロで勝ち越します。さらに2アウトながら3塁のチャンスで星野ですが…」
GM「代打、代打! 浜中だ!」
秘書「しかしここは凡退です。次の回からは遠山、ランナーを一人おいてペタと対戦…詰まったレフトフライ…ああ、どんどんと伸びていく!? 逆転2ランですっ!」
GM「んなアホな…」
秘書「8回裏も2アウト、二岡がヒットで最近不調のゴメス、石井弘の…ああ、ストレートをガツン! 打球は一直線でバックスクリーンですっ! 9回は葛西が締め、5-4で首位ヤクルトに連勝ですっ!」

秘書「あの、ドラゴンズからトレードの申し込みです。渡辺を出すから赤星が欲しいとのことです」
GM「渋いトレードだな…しかし、うちは内野手と右打者が不足している。渡辺は右のサードで、サブポジで二塁と一塁か。赤星は好きな選手だが、左の外野手は5人いるからなあ。個人的にはあれだが、ここはトレードだな」

6/25
秘書「先発は福原と山部ですね」
GM「左か。しかし平下が絶好調だから8番ライトで起用。一番は…矢野が好調じゃん。またしてもレフト矢野か。本当にそれでいいのだろうか…」
秘書「初回いきなり矢野の先頭打者ホームランで先制します。その後も追加的に加点していき、なんと6回まで毎回得点の9得点! 8回は無得点も、9回には容赦なく坪井・ゴメス・守備固め後藤のソロで3点を追加します。福原は5安打無四球、3併殺の見事なピッチングで今季初完投初完封で5勝目をあげました」
GM「うむうむ、もともとそれだけの能力はあるのだからな」
秘書「これで首位ヤクルトを3タテ、さらに今日5盗塁の田中は走力が上がって遂にAになりましたね」
 
6/27
秘書「今日からドームで巨人と2連戦です。最低でも1勝したいところですが…先発は前回の巨人戦でKOされたハンセル、相手は不調ながら工藤です」
GM「相変わらず矢野が好調か。ちょっと一塁にしてみるかな。レフトが広沢だ。ライトは…平下が好調だが、今日は浜中に期待してみるか」
秘書「一回裏に高橋のソロで先制されます。しかし2回、古田が工藤のカーブを捕らえ10号ソロで同点とすると、ヒットの田中が三塁まで進み浜中のタイムリーで勝ち越します。3回には二岡と広沢のタイムリーで2点を入れ、松井のソロで一点を返されるも続く5回にゴメスと広沢のソロで工藤をKOします。しかしその裏、高橋の2ラン、松井のソロで一点差に詰め寄られます…」
GM「ムムム…どうしてこう、高橋ばかりにぽんぽんと打たれるのだ…」
秘書「両チームとも5回で先発が降板し、中継ぎ陣が粘投します。吉野が678回をなんとか無失点で抑えると、9回は葛西が登場、一打サヨナラの場面もスローボールでマルティネスを三振に取りゲームセット、6-5で4連勝、ようやく借金が10になりました…」
 
6/28
秘書「先発は川尻と桑田ですむ
GM「矢野が絶好調になったよ…そのまま一番で、8番は好調の平下だな」
秘書「2回に松井のソロ、3回には仁志の2ランで序盤に3点を奪われます。打線は桑田を打ち崩せず、5回の坪井のタイムリーでしか点を取れず、7回からは巨人の中継ぎ陣に抑えられ9回の広沢のソロのみ、4-2で敗戦です…」

6/30
秘書「今日から得意の横浜3連戦ですね。先発は絶好調の福原と川村です」
GM「矢野・古田・田中が絶好調で塩谷が好調か。塩谷は守備が悪いからなあ。広沢がレフトだから、ライトになってしまうんだよな。さすがに塩谷はライトでは使えないな…8番ライトは井上だ」
秘書「福原は3回に石井の2ランを食らいます。それ以降は両投手の投げ合いですが、6回2アウトから福原が2連打、そして佐伯に3ランを食らい、5-1と大きくリードされます」
GM「球自体は走っていたが…ぽかっと打たれるんだよなあ、福原は…現実と同じだよ…」
秘書「7回には2点を返しますが、8回に再び佐伯に3ランを浴びます。8-5で最終回も2アウト…ああ、広沢の球がぐんぐん伸びて…ど、同点3ランですっ!」
GM「…逆転できないし」
秘書「え?…そんな、せっかく同点になったのに…あ、10回、代打の後レフトに入った浜中が佐伯のヒットを後ろに逸らします。一塁ランナーの鈴木が一挙生還で一点勝ち越しです…」
GM「…最悪の試合だよな。先発は崩れるわ、中継ぎは打たれるわ、8点取って負けるわ、四番は打たないわ、一度もリードできないわ…一番最悪の負け方だよ…」 

7/1
秘書「先発は絶好調の星野と福盛ですね」
GM「桧山の調子がいいのか。久々にスタメンにしてみるかな? 一番ライト平下で、8番がレフト桧山だ」
秘書「星野は完璧な投球、福盛はヒットは許すものの失点しない粘りの投球でゼロが続きます。6回にようやく広沢の犠牲フライで一点を先制します。その福盛が森中に代わった8回、二岡が石井のエラーで出塁すると、ゴメスが高めのスライダーをドンピシャでセンターに2ランを叩き込みます。星野は9回に一点を失うものの余裕の完投で10勝リーグ一番乗りですっ!」
GM「おお、さらにファインプレイの坪井の守備力が上がったではないか?」
秘書「これで守備はC、既にAまで上がった肩と合わせて、ようやくセンターらしくなりましたね…」
GM「これでライトに置ければ万々歳なのだが…」
 
7/2
秘書「こちらの先発は好調の藪、相手は絶好調の三浦ですね」
GM「試しに坪井をライトにしてみるか。センターは一番井上で…後藤が不調だから、8番レフトは平下でいいか」
秘書「初回三浦の失投を坪井が捕らえ、センターに先制の3号ソロを叩き込みます。しかしその後は三浦の完璧な投球に抑えこまれますが、藪も見事なピッチングで抑えていきます。5回、1アウトから金城に3塁打を打たれ同点のピンチも封じます。8回には森中から安打で出た田中が二盗、三盗を決め、井上のヒットで貴重な二点目、藪はそのまま完封で横浜3連戦を勝ち越しましたっ!」

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