パワフルプロ野球2000GM日記-2
ドン底の広島編
<6.7月>  <8月以降>

 これはドラマティック・ペナントで起こったイベントを脚色して掲載しています 
開幕ロースター決定
秘書「巨人は強すぎるとその座を捨てて広島のGMになったわけですが…いかがですか?」
GM「…弱すぎる。弱すぎる…。なんじゃこの投手陣は? 打線の方はいい。江藤が抜けたとはいえ、クリーンナップはしっかりいるし、控えの層が薄いことを別にすれば打線は巨人と遜色ない。しかしこの投手陣は…」
秘書「佐々岡・横山は一流投手ですが、あとはもう、ぐっと落ちてしまうのですよね…」
GM「先発はまあ、数が揃っているとして、中継ぎ陣はボロボロだよなあ。先発も完投できるのは佐々岡だけだし…どうしようかのう…」
秘書「取り敢えずロースターを決めてください」
GM「野手は困ることはない。現実で解雇されたボールの代わりに朝山を入れて、ニ軍は田村だ。以上終り」
秘書「投手はどうします?」
GM「解雇されたカンバーランドを消して玉木重、ウルソーもほとんど一軍で使われていないから解雇して苫米地。二軍は…河内に遠藤だな」
 
開幕前日
秘書「さあ、明日から開幕です。どのようなローテーションにしますか?」
GM「…左投手が高橋健だけ。二軍の河内も左だが…取り敢えず河内は二軍で変化球を鍛えよう。今はスライダーが2だが、4ぐらいになれば巨人の柏田のように左の中継ぎで使えるだろう。問題は高橋だな」
秘書「先発ですか? それとも中継ぎですか?」
GM「二人欲しいのう。そうすればそれぞれだが…取り敢えずスタミナをCにするため、10日間ニ軍で鍛えよう。本当はコントロールも鍛えたいが、そんな余裕はないな…」
秘書「では遠藤を一軍に上げます」
GM「ローテは佐々岡・横山・ミンチー・紀藤で4人。山内と黒田も先発にいれて、中継ぎは…抑えもいねえのか」
秘書「…幹英はダメですか?」
GM「いや、悪くないが、この中継ぎ陣ではセットアップ・モップアップ(敗戦処理)もやってもらわんと…ああ、幹英も3人欲しい…」
秘書「玉木重・山崎がセットアップで沢崎・苫米地がモップアップ。抑えは取り敢えず遠藤でいいですか? でも、山崎は先発ではないのですか? 山内より良い気もしますが…」
GM「山内よりいいから中継ぎなんだよ。それに山崎はスロースターターがあるから先発では使いづらい。黒田もスロースターターだが…あのコントロール、それに寸前×では中継ぎには使えまい」
秘書「打線の方はどうします?」
GM「打線の核になるのは緒方か…一番でもいいし、三番にも使いたい。…が、ここは取り敢えず3番で行こう。とすると4番金本に5番前田。一・ニ番は…走力からするとニ遊間のキムタク・東出か。ディアスの守備力ではとてもニ遊間は打たせられない。兵動と3人で回すことになるな。内野安打○があるから東出が一番だ。6番はファースト嶋。7番は新井と野村のツープラトンだな。捕手の木村一は走力がある。二軍に落として鍛えよう。田村は取り敢えず一軍だ」 


3/31
秘書「GM! 佐々岡が不調になっています!」
GM「くく…開幕戦なのに…しかたあるまい。横山か。キャッチャーも西山も瀬戸も不調なのか。仕方なく田村か…」
秘書「…横山、巨人打線の前に6回11失点、結局14-1で大敗です」
GM「……」
 
4/1
秘書「佐々岡の不調は直りませんが、西山が普通になりました」
GM「先発はミンチー、捕手は西山。…本当は西山は肩が無いのでトレード要員なのだが…パワーは瀬戸より高いんだよなあ。あと、打線を組替えよう」
秘書「ニ、ニ戦目で組みかえるのですか?」
GM「東出はやはり一番には使えまい。8番にして打順は繰り上げ。ただ、前田を2番にしよう。1番からキムタク・前田・緒方・金本・嶋・新井だ」
秘書「ま、前田二番ですか?」
GM「二番バッターはミートの上手い左打者に限ると森も野村も言っておる。足が無いのがちとあれだが、今のチームでは仕方あるまい」
秘書「試合の方は、ミンチーは5回4失点とまずまずですが、打線が3点しか取れず4―3で敗戦です」
    
4/2
秘書「GM、相手の先発は上原ですね…」
GM「…ああ」
秘書「先発の山内は5回4失点と頑張りましたが上原から1点しかとれず、開幕3連敗です…」

4/4
秘書「今日から横浜3連戦、先発は満を持して佐々岡です。嶋の逆転3ラン7―4とリードしたまま9回表です」
GM「調子は余り良くないが完投するしかあるまい。…一点取られた? 代える奴がいない! …古木に逆転3ラン?」
秘書「9回裏に前田のHRで同点、続く金本のサヨナラHRで勝ちましたけどね…」

4/5
秘書「今日の先発は休養明けの横山ですか?」
GM「うん? 黒田でいいや」
秘書「投げやりですねえ…金本の3ランで先制するも紀藤は4回4失点、しかし嶋の逆転2ランで勝ち越しです。9回は途中救援の山崎続投ですか? それとも幹英投入ですか?」
GM「いや、ストッパーは横山だ」
秘書「よよよ横山!? スタミナBの横山がストッパーですか!?」
GM「あの変化球構成では先発でやるのはつらい。あの球はストッパーをやるためにあるような球だ。先発なんか5回まで投げればいいんだ。勝っていれば幹栄・山崎を継ぎこみ9回は横山。そうやって勝ち試合を拾っていくしかこのチームに明日は無い」
   
4/6
秘書「先発は絶好調の山内、6回を2失点、7.8回は幹英、9回は横山が抑えて3-2で横浜に3連勝、五割復帰で順位も四位です」
GM「ようやく戦う態勢になったという感じだな…」
  
4/7
秘書「今日から阪神戦、先発の紀藤は5回まで4失点、チームも同点に追いつきましたけど6回に1アウト1.3塁の大ピンチです!」
GM「幹英は昨日の2イニングで休養日、山崎も不調では玉木重を行くしかあるまい…2失点で敗戦か」
   
4/8
秘書「緒方の2ランで先制するものの先発ミンチーは不調で4回4失点で降板です…続く沢崎が7失点、遠藤も5失点で17-4の大敗です…」
GM「幹英も山崎も使わなかったのだからいい休養日だと思えばよい…」
秘書「でも、9回は横山でしたね…」
GM「…人が足りないのだからしょうがあるまい」
 
4/9
秘書「先発黒田は阪神打線の前に6失点、3-9で3タテです。順位も中日と入れ替わって5位です」
GM「…フランクリンがいるから阪神は打線が強いのう。困った困った…」
 
4/11
秘書「今日から中日3連戦、高橋健がスタミナCになってスタンパイです」
GM「中継ぎだな。中継ぎの方が人が足りん。実は先発はどうにかなっている。これで幹英・高橋・山崎の中継ぎ3本柱にストッパー横山。6球団のなかでも遜色の無い救援陣になったではないか」
秘書「今日の先発、佐々岡は7回4失点、打線も11点を挙げています」
GM「エースが7回4失点で降板とは…情けない。結局玉木と高橋が計5失点で11-9、横山が登板か…まあ勝ったけど、佐々岡には不安が残るのう」
 
4/12
秘書「先発ミンチーは6回4失点、まあまあですが打線が3点しか取れずミンチーは4敗目です…」
GM「確かに負けてはいるが、ローテを回してくれる貴重な投手だ。文句は言えまい」
 
4/13
秘書「紀藤は6回3失点とまずまずの投球。打線が9得点と爆発して中日戦は2勝1敗と勝ち越し、再び4位にあがりました」
 
4/14
秘書「今日からヤクルト3連戦、先発黒田は6回3失点と今季一番のピッチングですが、打線がハッカミーの前に沈黙して結局5-3で敗戦です」
GM「せっかくヘロヘロ黒田が踏ん張ったのだから、打線は点をとらんと…今日の負けは痛いのう」
 
4/15
秘書「打線は前田の3安打などで6得点も、5回に兵動、緒方、新井と3連続エラーで7失点、勝てる試合を落としてしまいました…」
GM「…今日はコメント無しだ…」
 
4/16
秘書「投手陣は5失点、打線も1点しか取れず、ヤクルトに3連敗です。順位は4位のままですが、上位と差がついてしまいました」
GM「まあ、一通り対戦が終ったからなあ。これからだ、これから」
 
4/18
秘書「中日3連戦、今日はローテの谷間の上、セカンドのキムタクが絶不調が直らず、阪神3連戦でスタメン、3割を打っている兵動も不調です。かわって代打で4割を残している福地が絶好調ですが…」
GM「本来は外野手、セカンドも守れるが守備が低くて、守備走力は僅かに4…元木より下か。ディアスよりは高いけどな。しかたない、本当は嫌なのだが福地で行くか。足は速いから、守備力さえ上がってくれればいいセカンドになるとは思うが…」
秘書「先発は…どうします?」
GM「リリーフ4本柱を崩すわけにはいかん。苫米地を5回持ってくれれば恩の字で使おう」
秘書「その苫米地は5回4失点ですが、打線が3点しかとれません。敗戦処理の沢崎がまた打たれて9―3で敗戦です。沢崎の防御率は55点から22点まで下がりましたけど…」
GM「……」
 
4/19
秘書「今日は打線が爆発です。前田・金本・緒方にホームランが出て12―3の快勝です。佐々岡は7回まで完全試合でしたがこの回に1失点、9回2アウトからさらに2失点でした」
GM「…エースなら完封せんか、このボケが」
 
4/20
秘書「先発の山内が6回2失点と踏ん張りました。そして6回裏に前田が3回に続くニ打席連続の2ランで5点を取り逆転、7.8回の高橋は2失点ながら9回は横山が締めて特異の中日に勝ち越しです」
GM「うむ、いいかたちの勝利だな」
 
4/21
秘書「さあ、因縁の巨人戦です」
GM「…別にあんな強いチームにエースや中継ぎを次ぎ込んでも馬鹿らしい。適当にやれ、適当に」
秘書「…ミンチーは5回5失点、新井の1号3ランで1点差まで詰め寄るも玉木重が撃沈し9―4で負けました。ミンチーは早くも0勝5敗。このペースですと0勝35敗ぐらいのペースですが…」
GM「4/20で既に5回先発していると言うのがおかしいな…さすが最長5イニング、中3日で投げているだけはある」
 
4/22   
秘書「再び谷間ですが、苫米地が巨人打線を6回1失点と抑えています! 打線も前田・緒方・新井の一発攻勢で5点をリードしています」
GM「ムム…まだわからん」
秘書「8回、巨人の高橋尚を打ち崩し、新井が今日2本目の3ラン、結局8-1で今季巨人戦初勝利、苫米地にプロ入り初勝利がついています」
 
4/23
秘書「先発は黒田ですが…4点を先制しながら、5回に東出の悪送球などで一気に5失点、結局9-4で敗戦です」
GM「なに、巨人相手に1勝2敗、上出来だ」
 
4/25
秘書「今日から前回3タテをくらった阪神戦、先発は巨人戦に温存した佐々岡です」
GM「佐々岡は6回まで1失点か…しかし中込を打ち崩せん…」
秘書「7回、1.3塁のピンチに大豊はセカンドゴロ…しかし福地は送球が遅く二塁がセーフで1点入り、この後タイムリーで3点目です…」
GM「やはり、福地の守備がここで来たか・・・打率は.289といいのだが…うう、つらい」   
秘書「8回表、新井のヒットと瀬戸のタイムリーで1点返し、相手投手は西川、そして佐々岡の代打町田は…1号同点2ランです! 逆風を切り裂いてレフトスタンドにたたきこみました!」
GM「し、しかし同点か…」
秘書「お互いに中継ぎエースの高橋・福原が出てきて静かな展開です。しかし、10回表に福原を攻めて1アウト1.2塁。しかし西山・代打野村と倒れて勝ち越せません、そのうら代打が出たので山崎が登板し、サヨナラ負けです…」
GM「先頭バッターに二塁打を打たれてはいかん…それより10回に点が入らんのが痛かった…佐々岡の試合で負けるのはきつい…」
 
4/26
秘書「福地が不調ですね。相変わらずキムタクも不調のままですが」
GM「兵動に代えよう。打席が少ないとは言え4割近く打っているからな」
秘書「先発のミンチーは5回6失点と炎上、続く沢崎も2回で4失点と10失点、打線は星野から5安打で2点しか取れず、10-2で敗戦、ミンチーは6敗目です」
 
4/27
秘書「今日の先発はローテで唯一5点未満の山内です。6回1失点と好投し、打線も兵動のニ打席連続のタイムリーで2-1とリードしていますが、幹英が8回にフランクリンのソロHRで同点です」
GM「フランクリンにはボコスカ打たれているのう…昨日もHR打たれたたし。でもパワーAでスイッチヒッターって…ぶつける投手がいないのよね…」
秘書「その後幹英が3回無失点、延長10回は高橋が登板し、その裏金本がソロHRで勝ち越すと11回は横山が締めて5S目、なんとか3タテは免れました…」
GM「阪神に勝てないわけがなんとなくわかったよ。1―5番まで、3番新庄を覗いて左バッターなんだ。うちの先発は全員右だから、どうしても左バッターが多いとこはつらい…というか左が並んでいると連打を食らうから大量失点してしまうんだ。左の坪井・田中を出塁させて、フランクリン・大豊にガツンとやられる。うーむ、かといって左投手、高橋しかおらんからのう…」 
 
4/28
秘書「今日から得意の横浜戦ですね。2-2の4回、紀藤が3連続ピッチャー返しで5失点と撃沈です。7-3で敗戦ですね」
GM「…最初の球が取れていればゲッツーで終りなのに、結局3度とは…一度ぐらい止めんかい!」 
 
4/29
秘書「先発は佐々岡と福盛、緒方の10号で2-1とリードしていましたが7回にローズのソロで追いつかれ、その後延々と0更新です。お互いにヒットを打ちながらチャンスをことごとく潰し、12回裏にサヨナラ負けです」
GM「佐々岡で勝てないのはキツイ…11安打で2点しか取れんとは」
 
4/30
秘書「今日は4月最後のゲーム、先発はミンチーです」
GM「…得意の横浜戦で3タテを食らうとは。ミンチーは4月だけで7敗か。このペースだと0勝42敗? 日本記録はたった29敗か。7月には更新確実だなあ」
秘書「そんな、まだ試合も始まる前から…打線の方は3割と好調の新井を5番に上げました。ミンチーは4回に突如崩れ5失点、しかし5回表に金本の3ラン、新井のタイムリーで一挙4点。6回から幹英を継ぎ込み、8回に金本のソロで同点です!」
GM「おお、ミンチーの7敗目が消えた…」
秘書「しかし、勝ち越すことはできず、10回裏に6-5でサヨナラ負けで、とうとう最下位転落です…」
 
5/2
秘書「今日からヤクルト戦、先発は川崎です」
GM{なにを。こっちもエースの山内だ!」
秘書「…5回6失点で撃沈、川崎の前に完封をくらいました」
 
秘書「GM、横浜からトレードの打診です。井上と東出を交換したいとのことです」
GM「井上ねえ。にしても、巨人の時もそうだったが横浜はどうして内野手ばかり欲しがるのだ?」
秘書「あちらは外野手はレギュラークラスが5人いますからねえ。二人は出しても平気なのでしょう」
GM「むむむ…ぜひ二番にいれて足のない前田を5.6番に置きたいところだが…東出だからな。いくら打てないとはいえ、うちの守備の要だ。出すことはできん」
 
5/3
秘書「相手の先発は石井一、こちらは黒田ですね」
GM「……」
秘書「初回、1アウトも取れずに5失点です。結局6-2で敗戦です」
GM「左対策に嶋に代えて町田、瀬戸ではなく西山を使ってこの二人は2安打ずつ打ったのに…11安打で2点しか取れないとは…やはり、下位打線は単打しか打てないからいくらヒットを打っても点に結びつかん…」
 
5/4
秘書「相手の先発は伊藤智、こちらはミンチーです」
GM「…最下位に3本柱をぶつけるなっ! うん、緒方のホームランで2点先制か」
秘書「ミンチーも3回まで無失点、しかし4回に高橋智のソロで一点、そして5回に崩れて2失点です」
GM「本当は変えたかったが…山崎が休養で高橋が絶不調では、5回から幹英を継ぎこんだら7回から沢崎しかいなくなる・・・まさか789と横山というわけにも行くまい・・・」
秘書「…本当に、層が薄いですね…これで6連敗です」 
 
5/5
秘書「今日から1勝5敗と苦手の阪神3連戦ですが…中継ぎの高橋健が絶不調に陥っています」
GM「でも、佐々岡だから完投してもらえれば…あと、少し選手をいじろう」
秘書「と申しますと?」
GM「どうも点が取れない。本当は去年の不調で守備がガタガタなので使いたくないのだが、打撃好調の西山をスタメンに入れよう。今までは左投手専用だったが、取り敢えず様子見だ。それと兵動が不調になったからようやく調子の戻ったキムタクをスタメン復帰。それと前田の足が遅くて守備範囲が狭いから、金本と入れ替えよう。レフト前田にライト金本だ。本当は打順も組み替えたいのだが、二番を打つ選手がいない…」
秘書「さて、試合の方はさっそく先頭のキムタクがヒットを打つと前田、新井とタイムリー、その後緒方の11号ソロ、新井のタイムリーで6回まで4―1とリードです」
GM「こうなれば佐々岡、完投しかあるまいって…ああ、言ってる側から!?」
秘書「7回表、新庄・フランクリンに連続ホームランで4-3ですね。そしてその裏、1アウト1.2塁で佐々岡です…」
GM「…代打だ。どう転ぶかわからんが佐々岡で逆転されるよりはいい。チームに対してての彼の信用が落ちるような使い方はよくない。エースは打たれてから変えてはいけないのだ」
秘書「結局点は取れず、変わった山崎が同点にされ、9回にはフランクリンに勝ち越しソロをくらいました…」
GM「…く…幹英は昨日3イニング投げていて使えないし…」
秘書「ああ! 9回先頭の西山が同点ソロですっ! 代打で畳み掛けて…・勝ち越せません。山崎に代打を送ったので、投手が横山、沢崎・不調の玉木と絶不調の高橋しかいません」
GM「…取り敢えず沢崎…」
秘書「10回表はなんとか抑えて、そしてその裏、金本がヒットの後…ああ!? 新井が6号サヨナラ2ランですっ! 沢崎に今季発勝利がついています」
GM「キムタク、西山が猛打賞と繋いでくれたよ…しかし、勝つことがこんなにうれしいとは、久々に思い出したな…」
 
5/6
秘書「高橋健は不調のまま、そして今日の先発要員は紀藤しかいないのですが…不調です」
GM「紀藤が不調? 特殊能力ムラッ気のせいで不調が絶不調になってしまうと言う紀藤しか先発がいないのか?」
秘書「はい、黒田と山内、両方ともあと1日必要です…どうします?」
GM「二軍で鍛えている苫米地はそろそろ10日(2軍に落とした選手は10日経たないと再登録できない。現実と同じルール)じゃないか?」
秘書「いえ、今日で9日です…あと、関係ありませんが二軍の河内の変化球が上がりました。目標の4まであと1つです。予定の倍かかっていますね」
GM「うむむ…1軍の投手に不調が多すぎる。取り敢えず遠藤と入れ替えよう。場合によっては明日苫米地と入れ替えてもいい」
秘書「はい、わかりました。それで、先発は?」
GM「…だから河内だよ」
秘書「ええ!? 二軍で鍛えたとはいえ、スライダー3しか変化球を持っていない河内をですか?」
GM「うるさい、阪神の1.2番、坪井・田中にうちはやられているのだ。あの二人を抑えるには左をぶつけるしかない。ソロホームランだったらいくら打たれてもいいわ!」
秘書「そ、そんな…取り敢えず1回、2回と抑え…そして2回裏、1アウト1―3塁から東出がタイムリーで先制、そして河内がプロ初打席で犠牲フライで2点先制です」
GM「さて、河内は何回まで持つかのう…」
秘書「……」
GM「……」
秘書「打たれませんね?」
GM「あ、7回先頭の新庄にソロを打たれたの。2-1か。迷わず幹英投入だ」
秘書「7.8回は幹英が抑え、9回は横山が6S目を上げ…か、河内、プロ初登板を6回3安打1失点で初勝利です!!」
GM「…巨人の柏田とほぼ同じ能力なのに…あちらはモップアップで、こちらは…先発3番手なのか?」 
 
5/7
秘書「二軍で鍛えていた苫米地がスタミナCになりました」
GM「山内のスタミナも鍛えねばなるまい。下に落として鍛錬だ。苫米地はさっそく先発。相手は星野だから嶋の代わりに町田だ」
秘書「苫米地はフランクリンの2発を含む5回6失点で撃沈です。町田・西山の左要員は猛打賞ですが、緒方が4タコ、12安打で4点しか取れませんでした」
 
秘書「GM! ヤクルトからトレードの打診が!? ペタジーニです!」
GM「ま、またペタジーニ? でも、東出やキムタクはさすがに出せんぞ、この層の薄さでは…」
秘書「…森笠ですむ
GM「も、森笠!? 一軍登録だがまだ一度も出場していない森笠!? …獲得だ。背番号は…江藤のつけていた33だ」
 
5/9
秘書「今日から苦手のヤクルト戦です。こちらの先発は佐々岡ですが、打順はどうしますか?」
GM「ペタは3番で決まりだが…取り敢えず4番緒方5番金本6番新井の布陣で行くか…」
秘書「ペタが3連発、金本が2発と大暴れ、佐々岡も1失点の完投勝利で7-1と大勝です!」
 
秘書「GM、中日からトレードの打診が…福留を放出したいと」」
GM「ふ、福留か…打棒は魅力的だがあの守備力は…要求はやはり東出?」
秘書「いえ…ディアスです」
GM「…獲得。背番号は空き番号の20。う〜む…なんか卑怯な気もするが…」
秘書「ダントツの最下位ではそうも言っていられないでしょう…」
 
5/10
秘書「さて、打順はどうしましょう?」
GM「その前に守備位置だよなあ…普通は福留をサードで使えばいいのだろうが、新井も捨てがたい…ここは勝負に出るか」
秘書「と申しますと?」
GM「福留はセカンドだ。打順は2番。そして緒方を1番に上げる。4番は金本。彼には4番の風格がある。緒方は打率はいいがチャンスに打てん。5番は新井にして、前田は6番で気楽に打たせよう」
秘書「さて、試合の方は、打線は5得点と好調ですがミンチーが4回8失点と大撃沈です…」
 
5/11
秘書「今日は再び先発の谷間ですね…」
GM「…河内。それと新井が絶不調なので兵動に変え福留サード。打順もニ番兵頭に5番福留だ」
秘書「河内…ローテなのですか?」
GM「…人が足りんだけだ」
秘書「その河内は今日も6回1失点と好投しますが7かいから登板の高橋が2失点、打線も点を取れず3-1で惜敗しました」
 
5/12
秘書「今日から中日三連戦、相手の先発は野口ですが新井は絶不調のままです…」
GM「ここは左キラーの町田をサードに入れよう」
秘書「でも…今日って幹英が絶不調に高橋・山崎が休養日…中継ぎはいません」
GM「が、頑張れ紀藤!」
秘書「打線は得点を重ね6得点、問題の紀藤は…あれ、その紀藤、1失点で完投勝利です!」
GM「今日の完投は大きい…まさに孝行息子だ!」
 
5/13
秘書「今日はまたまた谷間・・というか谷間の方が多いのですが、苫米地は3回で6失点と大撃沈、打線も武田の前に5安打で完封を許しています」
 
5/14
秘書「新井がようやく調子を戻してスタメン復帰、しかし先発のミンチーは4回4失点で降板です」
GM「う〜む…そろそろ本格的に、ミンチーの処遇を考えなければいけなくなってきたか…」
秘書「しかし、打線が燃えます! 5回に金本の20号ソロで追いつくと、その後高橋・幹英がゼロに抑え、9回に緒方の13号サヨナラホームランで勝利です!」GM「こういう試合をものにするのは大きい…」
秘書「しかし、今日のような試合を見ていると、高橋を中継ぎで使いたいというのも身に染みます」
 
5/16
秘書「今日から巨人戦、相手の先発は上原、そしてこちらはローテどおりなら佐々岡ですが…」
GM「…本当は使いたくないが、まさか3日もスライドさせるわけには行くまい…これが3戦目とかなら迷わずスライドしたが…」
秘書「試合は投手戦となり、5回まで2-1ですが6回に佐々岡が清水に2ラン、続くニ岡にソロを打たれて4失点、8回緒方の2ランで1点差に詰め寄り上原を降板させますが巨人の継投にかわされました」
GM「つらい一敗だ…」
 
5/17
秘書「相手の先発は工藤。対するこちらの紀藤は…絶不調ですね」
GM「…河内先発」
秘書「河内は5回3失点と巨人相手にまずまずの投球を見せますが工藤から金本の21号ソロの1点しか取れず惨敗です…」
GM「どうしてこう、河内が投げる時は点が入らんかな…」 
 
秘書「阪神からトレードの打診です。和田と嶋ですね」
GM「右のアベレージヒッターの代打と、左のパワーヒッターの代打の交換か。ある意味まともなトレードだが、うちには余り魅力の無い話だ。丁重にお断りしろ」 
 
5/18
秘書「先発候補はミンチーと苫米地ですが…どっちもどっちですかねえ」
GM「苫米地は巨人戦で好投したことがあるから苫米地にしよう。あと打順も組み替え。前田は5番にしよう。それと福留と東出の守備位置を交換だ」
秘書「福留ショートでいいのですか?」
GM「思うに、セカンドよりもショートのほうが守備力があげられるような気がしてなあ…福留もシートが本職だからこちらでやった方が守備力があげられるかもしれん。無論、福留の守備が良くなれば東出をショートにもどすがな」
秘書「試合は1‐1で迎えた6回、1アウト2.3塁から前田が勝ち越し2点タイムリー。その後新井がヒット、そした代打嶋が3ラン! 一挙5点を奪いました。苫米地は7回2失点、8回は山崎、9回はセーブはつきませんが横山が締め勝利です」
 
5/19
秘書「今日から得意の中日3連戦です。相手の先発は絶好調の山本昌、こちらの先発候補は3本柱の紀藤かミンチーですが…」
GM「中継ぎ降格の黒田が好調だな。先発ももう一枚欲しいところだから、ちょっとテスト登板させてみるか…」
秘書「初回にいきなりゴメスの3ランです。緒方の2ランで一点差に詰め寄りますが、打線がその後山本を打ち崩せません。黒田は6回3失点で降板も玉木重が2失点。山本は7回で降板し、中日救援陣から2点を奪いますが、追いつくことはできず5-4で敗戦です」
GM「ここまでそんなに先発させてこなかったが、黒田はまずまず使えそうだ。ただ、最後なんとかしたかったがなあ…」
 
5/20
秘書「中日は谷間で、ストッパーの前田を先発投入です。わがチームは紀藤です。ペタのソロ、新井の2ランなどで着実に得点、18安打で8得点を挙げました。そして…紀藤はなんと、完封ですっ! 佐々岡よりも先に達成しました!」
GM「パワプロでの能力自体は悪くない。というか強すぎるぐらいだ。今後も頑張って欲しいのう」
秘書「ちなみに紀藤の防御率ですが、5.04から3.66まで落ちました」
GM「……」
 
5/21
秘書「ファームの山内がスタミナCになりました」
GM「早速昇格だ。ミンチーを下に落として調整させよう。…これで日本記録の更新はやや難しいか」
秘書「今日は佐々岡も使えますが先発はどうします?」
GM「好調にかけて山内で行くか!」
秘書「その山内ですがゴメスに2ランを浴びるなど、4回4失点でした。そして5-3と接戦になった8回にはゴメスに対して幹英を投入しましたが2ランを浴び7-4で敗戦、中日に1勝2敗です…」
GM「幹英のホームランは痛かった…しかし、仕方あるまい。中継ぎも打たれることはあろう」
 
5/23
秘書「今日からは苦手のヤクルト戦。佐々岡と川崎のエース対決です。そしてペタのソロでの1点を佐々岡が守り抜き、なんと1安打での完封です!」GM「ヒットを打たれたのが速かったので完全試合は意識しなかったがな…」
秘書「ここ2回の完封でチーム防御率も4.54と4点代になり、チーム防御率は5位となりました」
 
5/24
秘書「相手の先発はハーラートップの高木、我がチームは苫米地と河内が使えますが…」
GM「ヤクルトは左バッターが二人しかいないうえに一人は真中と非力だ。逆に次の横浜2連戦は左が3人で石井・鈴木尚と実力者が揃っている。苫米地は左がつらく、河内は右がつらい。河内は横浜戦までスライドで今日は苫米地だ」
秘書「両チームとも点の取り合いになりました。苫米地は6回3失点、幹英は7.8回を抑え、9回に2アウト1塁で代打・嶋のセンターへの深い当たりを真中が落球、1塁走者の福地が一挙にホームインで勝ち越し、9回は横山が7S目で締め、4-3で勝利です!」
GM「首位ヤクルトに2連勝は大きいな…」
 
5/25
秘書「先発は中4日で紀藤、相手の先発はハッカミーです。紀藤は6回まで1失点とまずまずでしたが打線はハッカミーから点が取れません。7回、紀藤が2塁打3連発で2失点、9回には中継ぎの遠藤が4失点の炎上で7-0で敗戦です…」
GM「終れば大差だったが、点が取れれば勝てた試合だったよな…痛い試合だ。ヤクルトに3タテ出きれば非常に大きかったが…」
 
5/27
秘書「今日から横浜2連戦、先発は3試合スライドした河内です。そして波留の故障で、横浜は左打者が4人になっています!」
GM「おお、河内に追い風が…」
秘書「河内は8回を1失点とまたまた好投ですが、打線が斎藤隆の前に沈黙です…」
GM「何故河内の時は点が取れん…」
秘書「しかし2-1の8回裏、変わった五十嵐から新井がソロで同点に追いつくと、高橋が11回まで横浜を抑え、ペタが矢野からサヨナラ3ランで大勝利です!」
 
5/28
秘書「佐々岡が中4日で登板、相手の先発は野村です。打線は金本のホームランなどで1点を取りますが佐々岡が7回に2点を奪われ逆転されます。しかし8回裏に新井の2ランで勝ち越すと9回からは横山が8S目で締め、佐々岡に5勝目がつきました」
  
5/30
秘書「今日から巨人3連戦です。相手の先発はガルベス、こちらは紀藤です。紀藤は5回3失点で降板、打線は追い上げますが中継ぎの高橋がマル・松井に連続ホームランを浴び、結局6-4で敗戦です」
 
5/31
秘書「打線は巨人先発のヒサノリを打ち崩しますが、先発の山内に続き中継ぎの幹英も4失点、その後も打たれ続け16-9で敗戦です」
 
6/1
秘書「今日負けると3タテ、相手の先発は上原です。その上東出が不調です…」
GM「取り敢えずセカンドは兵動。そしてこちらの先発は苫米地か…」
秘書「苫米地は5回3失点で降板。しかし、上原からペタと新井がホームランで同点で上原は降板。6‐8回を山崎が抑えると8回裏に野村からペタ・金本が連続HRで勝ち越し、9回は横山が締め9S目、6-4で勝利です」
 
秘書「さて、5月の月間MVPですが…野手は3冠のペダシーニがヤクルト在籍の4月に続き連続受賞、そして投手は5月は6度登板し2完投で4勝を挙げた佐々岡です」
GM「両方とも最下位チームからかい…しかし、5月はほぼ5割ペースで戦ったからな。借金は減ってもいないが増えてもいない。なんとかこの借金を減らして行かないと…」
 
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