パワフルプロ野球2000GM日記-2
ドン底の広島編
<4月・5月>  <6.7月>
8/1
秘書「今日からヤクルト二連戦、是が非でも2連勝したいところです。先発は黒田と石井一。ミンチーは不調が続いて登板出来ませんね?」
GM「まあ、防御率4点以下の3本柱(佐々岡・紀藤・河内)がいるし、黒田と山内も悪くないからなあ。不調だからと無理に登板させる必要は無いんだよな」
秘書「防御率トップの石井から初回にエラー2つで2点を奪います。ペタのソロ二発で突き放し、黒田は6回3失点で降板、ファームより復帰の山崎慎が7.8を抑え最後は横山が締めて6-3で勝利です。黒田は4勝目、横山は21SPです」
 
8/2
秘書「佐々岡と伊藤の投げ合いです。伊藤からは3安打しか打てませんがそのうち二発がソロホーマーで二点、佐々岡は8安打打たれながら完封で12勝目、首位ヤクルトに連勝です! ヤクルトとの星が5分になり、巨人が負けたため首位まで1ゲーム、巨人までは0.5ゲームです!」
 
8/4
秘書「今日から巨人―ヤクルトの3連戦です。ここはしっかり差を詰めたいですね。昨日は巨人が負けて巨人とのゲーム差はなくなりました」
GM「うむ、一気に踊り出たいところだが…」
秘書「その前に幹英が調整を終えて一軍復帰です。不調の続くミンチーを下に落としました。そして今日からは阪神3連戦、河内と藪の投げ合いです。初回にキムタクの1号とペタの66号の連続アーチで先制し、その後も阪神投手陣を打ち続けます。河内は8回3失点、9回は幹英が締め7-3で勝利です。巨人が負けたため単独二位に浮上です!」
GM「河内は防御率2.68で規定投球回数まで現在で7回か…見えてきたな」
秘書「7イニングつづ投げるのなら6回の登板で135回を越えます。順調に行けばあと3回の先発で防御率1位に踊り出ますね。堂々たる隠れ1位です!」
 
8/5
秘書「紀藤と星野の投げ合いです。紀藤は不調で初回に大豊に3ランをくらい、その後も失点し続け7回5失点でKO、打線も星野からは緒方のソロ二発の二点しか奪えず、8回代わった葛西からペタが2ランをはなつも9回は山崎に抑えられ、6-4で敗戦です」
 
8/6
秘書「西山が絶不調ですね。代わりに瀬戸がかなりひさびさのスタメンマスクです。先発は黒田と川尻です。ペタのソロとタイムリーで二点を先制します。黒田が7回につかまりフランクリンの2ランと大豊のソロで1点差まで迫られますが代打嶋のソロなどで突き放し7-4で勝利、黒田は5勝目、横山が22SPです。ヤクルトは巨人に3タテし、巨人は後退です…」
 
秘書「さて、いよいよ問題の二週間が始まりますが…じつは横浜がヤクルトまで6.5ゲーム、中日もそのすぐ後ろで7ゲーム差です。上位チームを3タテすれば4ゲーム以内に迫れる位置にいます」
GM「現実としては厳しいが優勝は絶望では無い。逆に上位3チームで横浜・中日に不覚を取ると一気に後退するな…」
秘書「まず最初の3連戦が広島―中日と巨人―横浜。横浜・中日はトップ3に割って入るか、若しくは終戦するか、さっそく山場となるわけですね」
GM「その次が広島―巨人とヤクルト―横浜。そして広島―横浜、ヤクルト―中日と続く。横浜はトップ3と9連戦だ。ここを6-3でいければトップに食い込める。逆に5割なら終戦だな」
秘書「そして広島−ヤクルト、巨人―中日、そして広島―巨人と横浜―中日と続くわけです。広島も巨人と6回当たるわけでまさに山場。そして中日もヤクルト・巨人と6連戦、5勝すればトップに食い込めます。まさに運命の、そして地獄の15試合となるわけですね?」
GM「特に広島は阪神戦が1度も無い厳しい戦いだ。そして首位ヤクルトは逆に阪神戦が2回ある。ここからは1敗が本当に痛くなる。快進撃で二位にいるが、ここを乗り切らねば意味が無くなるぞ…まさに大混戦だな。ゾクゾクするのう…」 
  
8/8
秘書「さあ、中日3連戦ですっ! 初戦は佐々岡と野口、エースの投げ合いです。西山は不調ですがむりやり復帰。また左ですが広いナゴヤドームと言うことレフトは前田を起用します。二回にゴメスがソロを放ち立波もタイムリーで続きます。キムタクのタイムリーで一点を返しますがディンゴにもタイムリーを打たれます…」
GM「むむ…佐々岡め、3回までに3点も取られおって…」
秘書「しかし左キラーの西山が同点の2点タイムリー、さらに金本のタイムリーで勝ち越し成功、そして7回には先頭の緒方から7連打で5点を奪い野口をKO、先発全員の15安打で9-3と快勝、佐々岡は4回以降立ち直り被安打は5で13勝目、最多勝争いで工藤に再び1差に迫りました! 防御率も石井一に続く2位、勝率はダントツトップで3冠を狙いますっ!」
 
8/9
秘書「先発は河内と山本です。しかしここにきて金本・福留・西山と絶不調です…」
GM「ええい、打線は組み替え、西山に代えてキムカズ、前田を外してレフトはひさひざスタメンの福地だ!」
秘書「白熱した投手戦は1-1のまま7回裏を迎えます。ここで山崎にタイムリーを浴び河内は降板、しかし新井のソロで同点にしますっ! しかし幹英がその裏3連打に暴投で3失点、そのまま逃げきられ5-2で敗戦です。上位3チームが揃って負けています…」
GM「うーむ…最近幹英が負けてばかりだ…」
 
8/10
秘書「紀藤と武田の先発です。うちの打線は武田が大の苦手ですね…」
GM「こういうときこそ紀藤がしっかり抑えなくては…」
秘書「しかし、初回いきなりディンゴに2ランをくらいます。その後もピリッとせず、レフト福地のエラーなどで結局5回5失点で降板し5-2で敗戦、巨人が勝った為再び3位に後退です…」

8/11
秘書「今日から巨人との直接対決3連戦、しかも狭い広島球場とあって激しい打ち合いになりそうです。先発は黒田とガルベスですがいきなり高橋に初回先頭打者ホームランをくらいさらに高橋に3ラン、マルの2ランや松井のソロで5回8失点で黒田はKOです。そして9-4で迎えた9回裏、抑えの槙原を攻め、なんと緒方が満塁ホームラン、そしてペタのソロで同点に追い付きます! が、10回表から登板の幹英があっさり1点を取られ10-9で痛すぎる敗戦です…」
GM「67回は山崎、89回は遠藤がよく抑えたのだがな…」
 
8/12
秘書「山内と桑田と言うなんとも言い難い先発です。スタメンが固定できない左翼は絶好調の浅井がなんと今季初スタメンです。山内は初回1アウト満塁の大ピンチを迎えますが福留のファインプレイで切り抜けます。緒方、金本がホームランで攻めたて桑田は早々に降板、山内も5回5失点で降板、6回から登板の遠藤が江藤にソロを打たれ6-4になります。が、その裏ペタの2ランで同点とすると代打嶋が勝ち越しソロ、さらに西山がタイムリーです。遠藤は8回まで3イニングを無失点、9回は横山がセーブで締めました!」
 
8/13
秘書「高橋、東出がようやく調整を終えました。代わってここ数日絶不調の西山を調整の為に落とします。投手陣は捨て駒の沢崎を落とし、いよいよ臨戦耐性が整のいましたね?」
GM「うむ、今までは先発と中継ぎをひとりずつ鍛える為に落としていたがリリーフはそれが終了した。ここからが踏ん張りどころじゃ」
秘書「先発はミンチーがいないため1枚足りず、巨人戦は回避の佐々岡を仕方なく登板させます。相手は最多勝争いのライバル工藤です。マル・江藤や金本にホームランが飛び出し、1-3で迎えた6回、1アウト満塁のピンチに松井をレフトフライに討ち取ります。と思った瞬間、なんと塩谷がまさかの落球、佐々岡はその回で降板、自責点5の7失点です。塩谷が汚名挽回とソロ、金本が2ランを放ちますが工藤からは4点が精一杯で7―4で敗戦、最多勝は2つ差をつけられることになりました…」
GM「ムムム! しかも横浜がヤクルトに3タテをかましているではないかっ!? ということは巨人が首位と? 3チームが56勝で並び負け数が1つずつずれていきます。そして横浜が首位まで4.5ゲームまで迫っています。このままでは4つ巴か?」
 
8/15
秘書「横浜との3連戦です。紀藤と川村の先発で始まります。東出の一軍昇格に伴い、セカンド・キムタク、ショート東出、レフト福留と非常に守備的な隊形で望みます。初回に新井の2ランで先制すると緒方・ペタ・金本・福留と次々にソロが飛び出し横浜投手陣を打ち砕きます。紀藤は6回を9安打ながら1失点に抑え、残りを高橋・幹英・遠藤と繋ぎ8-1で完勝、紀藤は10勝目です。巨人・ヤクルト共に負けた為、2位ながら勝ち星は57でトップに立ちました!」
GM「うーむ…このペースだと優勝ラインは70中盤になるな…低レベルだが厳しい戦いだ…」
 
8/16
秘書「我がチームは不調ながら河内をそのまま投入です。相手は三浦です。2-1のまま河内は5回で降板、しかしその裏石井琢の二つのエラーで勝ち越し、河内に勝利投手の権利がつきます! がその裏から投入の幹英が大誤算で5失点、そのまま7-4で敗戦しました…」

8/17
秘書「先発は谷間で山内、相手は斎藤隆です。初回にローズの2ランを食らいますがペタ、そして新井の30号で追い付きます。5回に1点を勝ち越されなおピンチの状態で山内をあきらめ遠藤を投入、見事無失点に抑えると次の下位からはワンポイントの玉木を挟み高橋が好投します。そして8回疲れの見えた斎藤が降板すると横浜中継ぎ陣から緒方が逆転の2ラン、9回は横山が24SPで逃げ切り、4-3で勝利です!」
GM「むむ、見事な継投だ」
 
8/18
秘書「今日からヤクルト3連戦ですが、なんとヤクルトはここまで5連敗で3位まで転落しています」
GM「ここは是非とも叩き潰して巨人とのマッチレースに持ち込みたいところだが…」
秘書「先発は佐々岡と川崎です。佐々岡はまたもや悪い癖で初回に失点します。しかし二回に東出のタイムリーで追い付くと3回には新井の31号で勝ち越し、5回には金本の2ランで川崎をKOします。佐々岡は完投で14勝目、7-2で勝利です!」
 
8/19
秘書「紀藤と伊藤の先発です。初回に新井の32号2ランで先制すると4回には東出・緒方・キムタクの連続タイムリーで伊藤を攻略、9-2で勝利です。紀藤は4安打の完投で11勝目、ヤクルトは遂に7連敗です。そして巨人が負けた為、なんと今季初の単独首位です!」
GM「うむむ…首位になってもまだあまりうれしくないぞ…今年はマジックが点灯せずに最後まで行きそうだからのう…」
 
8/20
秘書「ミンチーが二軍から復帰です。苫米地を下に落とし、遂に一軍投手陣は磐石の態勢です。そのミンチーが即先発、相手は石井一です。1-1の5回表に東出を一塁において緒方のニ塁打で一気に生還、勝ち越します。ミンチーは6回であきらめ高橋を投入、投手戦が続きますが8回に2アウトからポテンヒット3連発でまさかの同点、9回から幹英を投入しますが11回に池山のサヨナラヒットで3-2で敗戦、巨人が勝った為ゲーム差なしの2位に後退です…」
GM「うむむ…8回に石井からレモンに代わったのだが、そこで1点でも取れていればなあ…」

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